無職を楽しめよ・無職期間の過ごし方【アラフォー独女の失業・無職体験談その3】

2018年7月17日

わたくしは、しがらみん。漂流おひとりさまアラフォー派遣社員だ。

さて、前回は、私の無職期間がどのくらいだったか?について書いた。

そんな無職期間を、どのように過ごすといいだろう?
今回は、無職のメリット・無職期間の過ごし方について書いてみたい。

一口に無職といっても、年齢や既婚か独身かなど、状況は人それぞれだ。あくまで、アラフォー独女である私の視点からみた無職だということを、最初に断っておく。

無職は案外悪くない

まず大前提として、無職は案外悪くない。どうしたって、無職という言葉に嫌悪感を抱く人たちというのはいる。

おそらく、新卒で入社した会社に勤続○年などという人たちからしたら、「無職とかこええ!ありえねええええ!!」って感じかもしれん。想像できないかもしれん、無職ってものが。

また、犯罪が起きたとき、容疑者が無職であると「やっぱりね」と。無職は害悪といった扱いだ。

でもなあ、前職を辞めて次の仕事へ移行する間、無職にならざるをえない期間ってのは、往々にしてある。
ある程度蓄えがあり、無職でいられる期間は、無職でいても構わないのではないか?と私は考えている。

もちろん、生活がままならないほど逼迫しては困るので、そこらへんは自分でうまく調整することが必要だ。

いわゆる世間一般の常識から自由になれる

無職になると、世の中の大半の人たちが日々おこなっている、毎日の労働から自由になれる。肩書きもなく、どこにも所属していない状態になって、世間様の常識にとらわれる必要などないことに気づく。

すると、当たり前の常識を疑うことができる。当たり前と思っていたことにしがみつかなくてもいい、違う生き方があっていい、と。

おそらく、人生で一度も無職を経験したことのない人たちには、この風景って見られないのじゃないかなあ?(ま、そういう人たちにとっては見ないに越したことはない景色かもしれないが・・)
なかなか悪くないよ。どこにも所属していない、何者でもない自分になる時間というのは。

働き方・生き方をいまいちど考え直すきっかけになる

私は、無職になるたびに、次はどうしようかなあ?なにしようかなあ?などと様々なことを考えてきた。

まあ、端からみれば、職を転々とし続けている中年クズ女ということになるだろうが、他者からの評価など、この際どうでもいい。評価を下してくる他者が私を救ってくれるだろうか?

否。否否否!!(←風博士っぽく!)

彼らは好き勝手言って批判するだけして、安全な場所から笑っているだけ。高みの見物をしているだけ。決して手を差し伸べてくれなどしないのだよ。私の人生に無関係な人たちからの一方的な評価に、振り回されてはいけない。

私は、自分自身が納得して、これでいい・これがいい!と思える日々を歩みたいから、どうしたらそうなれるかについて、いつも考える。
無職期間は、膨大な時間の中で、そういったことをひたすら考え続けることができる。

また、腐るほど時間があるので、新しいことをはじめるキッカケにもなる。なんでもいい、資格取得や習い事・・まとまった時間がないとできないことにチャレンジできる。

無職を楽しめばいい

無職は、経済的には苦しい日々ではある。だが、精神的に、これほど豊饒な時間はなかなかないのではないか?

だから、後ろめたさなどはとりあえず置いといて、無職を楽しめばいい。なかなか読めなかった長編小説を読んだっていい、観たかった映画を観たっていい、何もせずひたすらダラダラしたっていい。

もちろん、次のことも考える。職探しをしつつ、無職を満喫すればいいんじゃない?なんて、思うけども。

いや、でも、無職期間が長引いてくると、むちゃくちゃ焦るんですけどね。働かねば!ってなるのだけどもね。仕事決まらねー!ってなるんですけどね。

そういうのすべて含めて、無職って、案外悪くないって思っちゃったりする。

あくまで私の場合だ。

以前の記事で、私の夢について書いた。

人それぞれでいいと思うんだ。世間一般が認める生き方をしなくたって、いいと思うんだ。
自分の尻拭いは自分でする覚悟はできている。

世間様にとやかく言われようと、好きなように生きるに越したことはない。もう、私は、修正がきかないところまできてしまった。だったらもう、やりたいようにやるだけ。

それで自滅したって、まったくもってかわまないのだから。

失業・無職

Posted by しがらみん