派遣3年ルール雇い止めで失業・約半年間の無職期間を振り返る【40歳・独身女性の場合】

2019年9月21日

わたくしは、しがらみん。アラフォー漂流おひとりさまだ。

さて、派遣3年ルールにより契約終了(3年雇い止め)となり、失業生活を送っていた私であるが、なんとか新しい仕事にありつき、無職生活にピリオドを打った(←とはいえ、またすぐ失業するかもしれないリスクと隣り合わせだ・・)

そんな約半年間の無職生活について、振り返ってみたいと思う。

40歳の無職期間は約半年となった

派遣法改正による3年雇い止めで失業したため、給付制限なしで失業給付を受給することができた。離職理由や年齢、雇用保険の加入期間などによって、給付制限あり・なしや、給付日数などが決まる。
今回の私の場合、給付制限なし・給付日数150日だったので、失業した身としてはありがたかった。

春頃は、身内のことで落ち着かず、正直仕事探しどころではなかった。失業給付が尽きそうな頃になって、本気モードで職探しを開始したが、思った以上に苦戦した。

この記事に書いたような仕事探しを経て、なんとか新しい仕事にありつくことができた↓

失業中の半年にしていたこと

無職期間中、何をやっていたか?

約半年の無職期間のうち、4ヶ月程度は、ぶっちゃけ何もしていなかった。以前の記事でも少し触れたが身内のことなどがあり、職探しをしているような状況でなかったこともある。

が、それ以上に、私は数ヶ月は働くつもりはなかった。
これ書いちゃうと、屑が!とか言われそうなので、あまり大きな声では言えないが、働く気力がなかった。

もともと失業給付が尽きる頃に集中して仕事を探そうと考えていた。これも実家だからこそ可能であるのは重々承知だ。かつて一人暮らしだった頃、失業する度に、無職期間が長引けば長引くほど、貯金は減っていき焦燥感が募るばかりであった。
が、今回は実家生活での無職であるので、家賃の心配がない。通勤しないので新しい服や小物などもいらない。最低限しかお金を使わない。働いていた頃より明らかに出費が減った。すぐ働かなくとも、貯金を取り崩すことはなかった。

無職期間にはじめた2つのこと

無職期間のうち、ほとんど何もしていなかったと書いたが、それでも、新たに2つのことをはじめた。

2つとも以前からやってみようと思っていたことなのだが、実際やってみて、「手応えあり」という感触と、「自分全然才能ないや・・」っていう感覚がせめぎあっている。やっと入り口に立った程度かなと思う。試行錯誤が必要だ。数を打つことが必要だ。

まあ、今まで考えていただけで実際に行動に移せてなかったことを、はじめられたのはよかったかなあ。一方で、40歳という人生の折り返し地点で、時間がもうさほどないっていう焦りがすごい。焦って燻って考えてばかりで無駄に時間を消費して、爆発的に行動できていない。

安定した収入の柱があってこそ生活は安定する

今回、40代にして再び無職になって感じたのは、若い頃の無職とは種類が違うということだ。人生の折り返し地点を過ぎたところでの失業は、なかなか厳しい。

以前の記事で、無職を楽しめばいいと書いたことがある↓

が、正直、今回の無職はほとんど楽しめなかった。常にまた働かねばという職探しのプレッシャーが重くのしかかり、失業給付が終了すれば収入が途絶えるという不安との戦いであった。
今後一生働かなくていいほどの資産があるならば、生活プランはかわってくるが、また働くことが前提であると、やはり「職探ししなくては!」という思いが常に頭の片隅にあり、何をしていても心から楽しめなかった。

今回強く感じたのは、最低限の収入を確保できる仕事があるからこそ、他のことも充実させられるのでは?ということだ。
定期的に収入があれば、限られた時間の中で、労働以外の時間をうまく使って集中して物事に取り組める気がした。

時間がありすぎてもダメ、なさすぎてもダメ

時間がありすぎてもいけない、というのを強く実感した無職期間だった。とはいえ、生活のほとんどの時間を労働に食いつぶされる人生は御免だ。ちょうどいい塩梅の仕事をやりつつ最低限の収入を得て、余暇で日々を充実させる・・というのが私の理想だ。

だが、なかなか難しい。日々揺らいでいる。その理想すら違うのかもしれないと今回思った次第だ。

そう・・何やら自分が本当に求めていることがよくわからなくなったのだ。

おそらく自分が心から好きでやり続けたいと思うことが定期収入を得られる類の仕事であるなら、労働まみれの人生でも構わないと思う。
が、現状それが叶わないため、『生活費を稼ぐための労働』と『稼げないがやり続けたいこと(売れない日本画家)』を切り離して考えてきたが、なんだかそれで合っているのか、正解なのか、40歳にして再びわからなくなった。不惑にして惑いまくりの日々だ。

気づけば、20年近く同じことを堂々巡りで考えてきたように思う。正直、自分の中で答えが出ない。

また失業して無職になったときは・・

今回、再び職にありつけたとはいえ、派遣社員だ。長くても3年で終了する(もっと早く終わる予感がしている・・)
遅かれ早かれ、また無職になるだろうことは確定している。
その頃どうしていたいかを、働く日々の中で、考えながら、できることをやっていかなけりゃなと思った。現状、新職場に慣れない日々で、仕事行って疲れて寝るだけの毎日になってしまっている・・。

失業・無職,40代

Posted by しがらみん