RPA失業の足音が聞こえる・・近い将来、派遣の事務職なんて消えるんじゃないか?

2018年12月27日

わたくしは、しがらみん。アラフォーおひとりさま薄給派遣社員だ。

さて、RPAという言葉を聞いたことはあるだろうか?

RPAとは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略で、パソコン上でおこなわれる定型業務の効率化・自動化のことだ。

派遣先でも、このRPAという言葉はたびたび耳にする。現に、他部署では、すでにRPAがスタートしている。
そして、わがチームの業務にもRPAを取り入れるべく、現在準備中であることもたびたび共有されており、以前から、ちょくちょく話題にはのぼってきた。

↑この記事を書いた頃よりも、かなり具体的になってきているといっていい。

私は、あと少しで派遣先での契約が終了することもあり、これからチームの業務がRPA化しようが、もう関係ないっちゃ関係ない。
RPA失業というよりは、派遣3年ルールで契約終了するわけだし。

だが、これから先、新たな仕事を探すときに、いわゆる事務職は厳しい時代がくるのではないかと思う。

現在、私が派遣先でやっている業務は、基本、PC上でのルーティンとなる。
ルーティンといえども、日々エラーが発生したり、対処が難しい案件などもある。長年の経験の蓄積によって(長年業務に携わっている派遣メンバーたちの記憶に頼る・・)解決できる場合などもあり、人の手が必要と思える部分も少なくない。
(働きはじめた当初は、その複雑さに、仕事内容を理解するのにかなり苦労した。慣れるとそうでもないが・・)

でも・・RPAの話を聞けば聞くほど、もういわゆる事務職ってなくなるんじゃないか?と思えてきた。
複雑だなと思える部分があったとしても、自動化は実現できるみたいだ。
そうしたら、もう事務系の派遣の仕事なんて、なくなるんじゃないか?とすら思えてきた。

現在の派遣の事務職って、かつての正社員の一般職が非正規に置き換わった側面が大きいと思う。
かつては正社員として採用していたけど、そのポジションを非正規にして人件費をコストカットしている結果、派遣の求人には大手企業の事務職が多い。
(もちろん、一口に派遣の事務系職種といっても、英文事務や翻訳業務など、高いスキルを要する業務も多く、簡単には括れないが・・)

大手企業は、効率化をはかりRPAをこれからどんどん導入してくるだろう(すでに導入している企業も多いだろう)

となれば?

近い将来、派遣の事務職なんて、求人なくなるんじゃないか?
派遣のみならず、RPAで置き換えられるような経理などは正社員でも厳しいと聞く。
銀行業務などは、RPA導入により、大量リストラをするらしいと何かで読んだ。

大量の失業者があふれる時代到来の予感。

この先、どうなっちゃうんだろう?
先々も続けていける職業ってなんだろうなあ?

まあ、私は、この先もおそらくいろんな仕事を漂流する予感しかしないので(きっと同じ場所で長くは働けないので)、その都度、微調整していこうとは思ってるが・・。

これまで一般的に有効とされてきた資格や経験などがまったく無意味になる(役にたたなくなる)時代が、すぐそこまで来ているのかもしれない。

とりあえず、以前の記事でも書いたけど、複数収入源を作っておくのがいいだろうなあ。

う〜む。自分なりの生き延びる方法を考えていくのがいいだろうね。正解はひとつじゃないから、自分に適した方法を探して、トライ&エラー&修正を繰り返していくってことだね。

(RPA失業を恐れるのなら、RPAツールを扱う側になればいいという考えもあるなあ・・)

派遣社員,社会・労働問題

Posted by しがらみん