新しい働き方を探して

2018年4月5日

世間的に正しいとされる生き方にがんじがらめになる人々がいる一方で、俗世から遠く離れて独自の生き方をしてい人たちがいる。

モバイルハウス、小屋生活、軽トラ生活、ギークハウス・・などなど。

私は、そういったひとたちの生活ぶりに興味を持っている。なぜなら、私自身がそっちの世界へ惹かれながらも、派遣労働という名の日帰り蟹工船に乗船し続ける日々から抜け出せていないからだ。

労働など飽き飽きだぜ。とかいいつつ働いちゃってんですよ。我ながら笑いますよ。

ずっとやり続けたいこと

私には、15年以上ずっとやり続けていることがある。

そうだな、わかりやすく例えるなら、売れない日本画家、みたいな感じかな?

15年間同じテンションでやり続けてこれたわけではなく、数年間はほとんどできなかった期間もあるのだけれど、それでも、やめずにずっと続けている。

もっと正確に言うならば、やめたいと思ったことがない。食べていける・いけないにかかわらず、ずっとやり続けたいことだ。

労働時間を減らしたい

であるので、できるならば派遣労働をもう少し減らせないかと常々考えている。

現状フルタイムで働いているが、週4日労働で社会保険加入できるような案件が理想だ。実はこれまでも週4日の仕事を派遣に限らず探してきたのだが、なかなか思うような求人を見つけることができなかった。

先日、派遣会社の担当者と面談があったので聞いてみたところ、そういった案件はあるにはあるが、こどもの保育園のお迎えのある既婚者などに人気があり、応募が殺到し、すぐ決まってしまうそうだ。

そうだよなあ。こどものいる既婚者は、少ない時間で効率よく働きたいよなあ。

自分にピッタリな働き方って?

なんかないかなあ。もっと自分に適した働き方が。

まったく多くを望んでいない。物欲もさほどない。少ないお金で生きていける。ただただ好きなことをし続けたいだけ。収入は必要最低限でいい。時間がもっとほしい。かといって老後が心配だからそれなりに貯蓄しておきたい。となるとやっぱりフルタイムで働かないとダメか?いやでも時間がもっとほしいしなあ・・。

無限ループ。思考がグルグルだよ。考え出すとキリがない。

とにかくもう、なんだっていい

この本、興味深かったなあ。発売当初けっこう話題になった本で、ちょっと前にKindleで無料だったので読んでみた。

それにしたって、3万円の仕事を10個つくって30万の収入というのは、なかなか難しい。

私の15年以上続けていることは、売上月3万いくほうが稀で、まったく売上のないときもある。たったひとつですらそうなのに、それらを10個とは・・。

でも、発想としてはすごく面白い。ついついひとつの収入に頼りがちだが、いろいろあっていいよ、と。そうだな、ワクワクさせてくれる本だった。いろんな働き方があっていい。なんだっていい!と思わせてくれた。

そうそう、とにかくもう、なんだっていいってことだね?

幸か不幸か、私には失うものがない。持っていないからね。だから、なんでもやってみればいいさ。

今はいろんなひとたちが、いろんな働き方・生き方を発信してくれている。先人たちの生き様にも心震える種類のものがたくさんある。

様々な考えに触れるとき、ああ、いいなあと思ったものは取り入れていって、自分に合うように微調整していきたいと思う。最終的に、自分自身がいちばんいいと思えるような働き方がしたい(ま、究極の理想は労働とは無縁の高等遊民だがね)

日々、模索中だ。

考える日々,生き方・働き方

Posted by しがらみん