労働環境or人間関係、どちらをとる?【派遣3年ルールの期限を目前にして】

2018年9月24日

わたくしは、しがらみん。アラフォー漂流おひとりさま派遣社員だ。

派遣3年ルールの期限が迫る状況の中、「2年半を越えて同じ派遣先で働き続けていたら、無期雇用の派遣社員になるチャンスがありますよ!」という派遣会社の担当者からの話・・ 。
複雑な思いがしたのはなぜか?ということについて書いてみたいと思う。

私の派遣先における現状を記した前回の記事も併せて読んでいただけると幸いだ↓

3年で契約終了以外の可能性?

前回の記事でも書いた通り、私は3年で契約終了になると思っていた。
だが、派遣会社の担当者によると、2年半を越えて同じ派遣先で働いていれば、自ら応募し無期雇用の派遣社員になれるという派遣会社独自の制度がスタートしたのだという。

時給は下がることなく交通費が別途支給され、その他の部分では現状のまま働き続けられるのだという。
私は現在交通費月2万円ほど自腹を切っていることもあって、時給がそのままで交通費が別途支給されるというのは、魅力的に感じた。

以前の記事でも何度か書いたが、現在の派遣先での最大の悩み・ストレスは人間関係につきる。
派遣先はホワイト企業であり、労働環境はとてもいい。派遣社員とはいえ、快適な労働環境で働き続けられるのだとしたら、決して悪くない。
仕事内容に関しても、可もなし不可もなしといった感じで、退屈すぎるわけでもなく複雑すぎるわけでもない、ちょうどいい塩梅だ。
派遣社員という身分に対して割り切って働くには、ちょうどいい。

もし、人間関係のストレス・悩みがなければ、現在の派遣先でとりあえず無期雇用派遣社員として働き続けるという選択肢を選んだかもしれない。年齢があがるにつれて、次の仕事を探すのも厳しくなってきているし、若い頃に比べて、新しい場所に適応するエネルギーが不足してきているのをヒシヒシと感じる。このまま今の派遣先で働き続けるのも悪くない選択肢のように思えた。

3年で終了するからこそ続けてこれた

以前も書いた通り、私は同じ職場で3年以上働いたことがない。

もう少し長く同じ場所に居続けてみたいという気持ちも、少なからず芽生えてきたように思う。年をとって常に変化の只中に居続けることが、以前より困難になりつつある。でも、同じチームの派遣メンバーたちとの人間関係、正社員・山梨さんとの関係などを考えると、私の中で、この先もずっと続けていくのは不可能と思えた。

3年で終わると思えたからこそ、なんとか続けてこられたという部分も大きい。もし、3年ルールがなく、現在の派遣先で働きはじめたのだとして、異様な同調圧力に耐えきれず、数ヶ月で辞めていたかもしれないとすら思う。
3年で自動的に終わっちゃうようだから、とりあえず3年は続けてみよう、という思いが強かった。労働環境がよかったことも続けたい要因ではあった。

快適な労働環境とストレスフルな人間関係

派遣会社の担当者の話を聞きながら、「ちょっと考えてみます」と返答したものの、私の中で、すでに答えは決まっていた。

無期雇用には応募しない。
3年で契約満了でかまわない。
そして、また新しい仕事を探そう、と。

派遣先の快適な労働環境とストレスフルな人間関係を天秤にかけた。

やはり私にとって、最も重要なのは、人間関係・心の平穏ということなのだろう。とりあえず、現在の人間関係から解放されたい、その思いが日々強くなっていく。

また、簡単な選考があるとのことだから、希望したところで、無期雇用になれるのかも不明だ。
選考内容がどのようなものなのかわからないが、希望すれば誰でもなれる!というものでもないように思う。派遣先企業との折衝もあるだろうし、単純には事が運ばないようなイメージだ。

ともあれ、同じチームの派遣メンバーたちと早く無関係になりたいと思う。

現在の人間関係にピリオドを打つために

今回、「3年未満でも無期雇用のチャンスがありますよ!」という話が飛び込んできて、一瞬心が揺らいだが、私が強烈に現在の人間関係を終わらせたいと願っていることがよくわかった。

派遣社員とはいえ、快適な労働環境、有給は取得しやすい、無期になれば交通費も別途支給される、仕事内容もちょうどいい塩梅、派遣社員と割り切って働くにはちょうどよい内容・・プラスの要因のほうが多いにもかかわらず、たったひとつのマイナス「人間関係のストレス」が強すぎた。

とりあえず、早くこの人間関係から自由になりたい、彼女たちと無関係になりたい・・!そんな願いにも似たような思いばかりが日々募る。

そういうことで、一瞬揺らいだものの、当初の予定通り、3年で終了するだろう。そして、また漂流の日々がはじまるのだろう。
2019年は、漂流yearになるだろうなあ。どうなることやら・・。

派遣社員

Posted by しがらみん