セミリタイアっぽい生活(無職)→週5日フルタイム労働に戻った経緯

あれほど「週5日フルタイム労働がキツイ。卒業したい」などと書き散らし、これからはセミリタイアっぽい生活をするんだ!!!と意気込みを語っていたわたくし・しがらみん。

しかしながら、前回の記事で書いた通り、再び週5日フルタイム労働に戻ることとなってしまった。その経緯を書いてみたいと思う。

週2日〜4日労働の仕事が見つからなかった

以前の記事で、週5日フルタイム労働から卒業して今後は週2日〜4日程度の仕事を探したい、といったようなことを書いた↓

実際、週2日〜4日程度の求人を探す日々が続いたが、なかなか思うような仕事を見つけることができなかった。

週2、3日となると販売や飲食、軽作業などが多かった。持病の関係で肉体労働的な側面のある仕事は難しいので、デスクワークで探し続けたが、私がみた限りでは、めぼしい求人はほぼなかった。

それで、週4日の仕事となると、派遣の求人でいくらか「お、これいいな!」というのがあったが、コーディネーターさんから具体的な業務内容等を聞くと、条件面で懸念があったりして、これまた思うような求人には出会えなかった。あと、エントリーしたけどあっさりエントリー落ちという求人も多く、職場見学に進むことができなかった。

やはり週5日のほうが圧倒的に求人数が多く決まりやすいと感じたので、このままダラダラ無職期間を長引かせるよりも、とりあえず「いつ辞めてもいいや」の心持ちで週5日で探す方向に舵を切ることにした。

週5日フルタイム労働だけど、働き方を少しだけ変えた

再び週5日フルタイムで探すことにしたが、以前とは少し働き方を変えたいと思った。

私が週5日フルタイム労働がキツイと感じる理由のひとつに、通勤時間があった。実家に戻ってきてから、都内の職場まで往復3時間かけて通う生活を続けてきたが、これが非常にストレスだった。

だから、近場で事務系の仕事を探して、片道徒歩15分程度の今の派遣先の仕事に決まった。通勤時間が往復3時間→往復30分程度に変わったことはとても大きかった。

週2日〜4日のいい塩梅の仕事を見つけることはできなかったが、通勤時間を大幅に減らせたことは、自分なりにセミリタイアにちょっと近づいたかな?と思ってる。

ただし、時給については都内の派遣の相場には遠く及ばず、ガクっと下がってしまった。それでも地元ではそこそこな時給だったから、そこは妥協することにした。

といっても、やはり都内の時給の相場に慣れていると、地元の時給は非常に安く感じる・・。納得して働きはじめたつもりだったが、時給が低くなったからといって仕事が楽なわけでもなんでもなく、モヤモヤ感は否めない。

時給が低いことは、ことあるごとに不満につながる要因でもあるのだけど、私としては、通勤時間の削減を優先することにしたって感じかなあ。

実際、通勤電車に乗らないってだけで、かなりストレスは減った。人身事故が発生したときの絶望感を味わうことがなくなった。電車内でのトラブルや苛立ちとは無縁になった。

在宅勤務という選択肢もあったが・・

在宅勤務の仕事を探す、という選択肢もあった。

都内のリモート求人なら、都内の時給の相場を維持しつつ、通勤時間を減らせるどころかゼロにできるわけだ。

私自身、以前の2ヶ所の派遣先で週2、3日在宅勤務をしてきた経験もあったし、在宅勤務多めの仕事もいいなあと思って、地元の求人と並行して探しはじめたところ、思いのほかあっけなく地元の仕事が決まってしまった。

納得いくまでリモートの仕事を探せなかったのは、実はけっこう心残りだ。といっても在宅ありの仕事はやはり競争率が高いので、粘って探しても決まらなかったかもだけど・・。

「いつ辞めてもいい」という気持ちで働く

あれほどセミリタイアっぽい生活をするんだ!と息巻いていたのに、結局また週5日フルタイム労働に戻ってしまった。

その一番の理由としては、単純に「週2〜4日程度のいい塩梅の仕事が見つからなかった」ことだ。

あとは精神的な理由もある。

わたしは意志薄弱で、セミリタイアしたい!という気持ちを貫き通せなかった。でも、まだ諦めてはいない。今の仕事もいつ辞めたっていいと思いながら働いている。

今はわりと病気の症状が落ち着いてる時期なので、今のうちにお金を貯めておくぞ!という気持ちで、ジリジリとセミリタイアに近づいていくつもりだ。

セミリタイアしたいという気持ちを貫き通せなかった精神的な理由については、次の記事で具体的に書いてみたいと思う。