ハローワークで求人を探す・応募したいときに窓口で相談員に確認するといいこと

わたくしは、しがらみん。アラフォー漂流おひとりさまだ。

さて、無職となり4ヶ月近く経とうとしている。
そろそろ働きはじめなくては・・と、ハローワークで求人を検索したり、ネットで求人を探したりしている。
ハローワークで仕事を探す際に、個人的に気をつけたいと思っていることについて書いてみようと思う。

職業相談窓口で求人票について詳細を確認しよう

ハローワークでは、登録すれば誰でも求人を端末機で検索して窓口で相談することができる。
失業者のみならず、在職中でも問題ない。仕事を探しているすべてのひとに門戸は開かれている。

もちろん自宅からインターネットで求人を探すこともできるが、ハロワの端末でしか見られない求人などもあるので、より選択肢を広げるためには、ハローワークに足を運ぶのがいいと思う。

ハロワの端末で気になる求人があったら、求人票を印刷して窓口で相談員に相談しよう。

私は、今回失業してから複数回、職業相談している。
窓口では、様々なことを教えてくれる。

・現時点の応募者数
・応募者の年齢層・性別
・どういった経緯での求人募集か
・求めている人材についての詳細

上記のようなことを、聞けば教えてくれる。

応募者数・応募者の年齢層・性別

応募者数と年齢層はかなり参考になる。いいなと思った求人が、自分が応募しようとする段階で50人とか応募者がいるとする。枠は1人。
これ、確実に落ちるな・・と予測できるとき、無駄な応募をせずに済む。

また、応募者の年齢も重要だ。例えば40歳以下の求人で、30代までの人が多く応募しているとき、40歳の自分にとっては確実に不利ということがわかる。

もちろん、すごくいいなと思った求人なら、年齢など気にせず応募してみるのがいい。ただ、これまで散々求職活動してきた身としては、「数を打てば当たるというワケではない」ということを重々承知しているので、落ちることが容易に予測できる求人はスルーしようと、最近は思うようになった。

どういった経緯での求人募集か?

これは、かなり大事な部分で、気になったら聞いてみるのがいいと思う。
ハロワの相談員は教えてくれる。

「欠員補充で1人募集してます」
「事業拡大のために複数名募集してます」

等々・・。

これで、けっこういろんなことがわかる。たとえば従業員数が20名程度の小規模な事業所で、「2人辞めたので1人募集している」とする。

なんか・・アレ?って思わないか?

2人も一気に辞めちゃったと。それなのに募集するのは1人。これは・・入社したら大量の仕事をひとりでこなすことになる可能性大だな・・などと想像できる。

想像通りでない場合もたくさんあると思うけど、その求人についてイメージできる材料が増える。

求めている人材についての詳細

求人票には書いていないけど(書けないけど)ハロワの相談員に聞くとわかる”求めている人材の詳細”ってのがある。

数年前、無職になったとき、いいなと思う求人をハロワで見つけて、窓口に求人票を持って行ったことがあった。そこで言われた。

「う〜ん、これ実は男性向けの求人なんです。表だって求人票には書けないんですけど。事務職がメインなんだけど、力仕事も任せたいという内容で・・」

おおっ、男性向き求人だったのか・・。求人票からはまったくわからなかったよ!

といったようなことがあった。

判断材料を増やそう!とにかく気になったことは聞いてみる

上記にあげたこと以外でも、求人について気になったことがあれば、可能な範囲でハロワの職員の方々は教えてくれる。
少しでも疑問に感じたことは、とりあえず聞いてみて、不安を解消してから応募するのがいいなと思う。

以前もちょっと書いたかもしれないが、ハローワークの正社員求人は、高確率でブラックだというのが、私の所感だ。

以前の記事でも書いたブラック企業は、ハローワークで見つけた求人だった。

この会社の求人について、ハロワの相談員からは、「長く勤めた人が退職するための欠員補充で、優良求人ですよ」と言われた。

求人票からは、ブラック臭はしなかった。小規模な会社ながら堅実に事業を展開していると思えるような内容だった。賞与あり・退職金あり・育児休暇などの取得歴もあるとのことで、小さい会社ながら、ちゃんと制度が整っているのかな?と思えた。創業年数も長かったので、社会的信用がある会社なのかな?と思ってしまった。

しかし、実際入社してみたら、まったく違っていた。
だから、個人的にはハロワの求人には慎重になるのがいいと思っている。とてもいいと思った求人でも入社してみたら、まったく違う可能性がある。

もちろん、求人票通りの優良企業の求人もあるかとは思う。ただ、それを求人票の段階で見抜くのは至難の技だ。
だから、少しでも求人に対する情報を多くして、判断材料を増やすために、窓口でいろいろ相談してみるのは意味があると思う。

相談したからといって必ず応募しなければならないということはない。
「ちょっと考えてみます・・」で大丈夫だ。

ハローワークを活用しつつ、仕事を探そう

これまで無職になるたびに、ハロワにはお世話になってきた。

今回、40歳で無職になって思うのは、ハローワークの正社員求人で、40代でも採用されるような求人には、優良求人はかなり少ないってことだ。名ばかり正社員・周辺的正社員の可能性が高い。

何度も言うが、もちろん優良求人もあるとは思う。ただ40代という年齢だと、より慎重になったほうがいいと自らの経験を通して感じている。

ブラック企業に入社しないためにも、ハロワの相談員に相談しながら、慎重に応募するのがいいと思う。ブラック企業の名ばかり正社員になってしまうと、過労やストレスで心身のバランスを崩すのも時間の問題だ。非正規で割り切って働くほうが心身ともに健全な場合もある(身をもって体験したからこそ、そのように思う)

40代で転職してホワイトな正社員を探すのなら、ハロワではなく転職エージェントなどを使ったほうがいいのかもしれない(そういったサービスを利用したことがないので詳細は不明だ。ある程度ホワイトなキャリアがないと難しそうだが・・)

失業保険を受給できているので、まだそれほど焦りはないのだけど、そろそろ本腰入れて次を探さなくては・・と思う。

仕事探し

Posted by しがらみん