共依存するアラフォー独女・前編

2018年3月8日

お互いが依存し合うことで成り立つ奇妙な関係がある。

私からみると、異様だと感じる2人の関係性。
派遣メンバー・島根さんと武蔵野さんについて、もう少し詳しく書いてみたいと思う。
すでに、過去の記事に登場しているので、併せて読んでいただけると幸いだ。

消費するアラフォー独女
群れるアラフォー独女たち
地獄のランチタイムその1【職場ランチメンバー離脱体験記】
過剰供給の女・派遣先の女王様その1

さて、島根さんと武蔵野さんは、2人ともアラフォー独女である。
彼女たちの関係性が、私にとっては大変興味深いものであり、掘り下げて考えてみたいと常々思っていた。

2人は、現在の派遣先で派遣社員として働きはじめて勤続15年のベテランである。
彼女たちはチーム発足当初からずっと一緒に働き続けている。
驚くべきことに、彼女たちは、朝、オフィスにやってくるところから、仕事を終え帰路につくところまで、ずっと行動を共にしている。

詳細を記そう。

朝、まるで学生の通学みたいにして、2人一緒に「おはようございます〜」とオフィスに入ってきて、PC起動後、一緒にトイレへ。
隣同士の席に座り、おしゃべりしながら仕事を続け、同じ銘柄のペットボトルを飲む。
昼には(私以外の)派遣メンバーで群れてランチするので、当然お昼も一緒に食べ、午後には、息抜きの缶コーヒー、同じ種類のものを飲む。
業務に関する会話を挟みつつ、またしても私語を続け、ひたすら共感の会話を続け、18時になったら、一緒にオフィスを出て、駅の改札まで並んで歩く。

なかなかの衝撃っぷりではないだろうか?

彼女たちは、洋服や持ち物までソックリで、一緒にお揃いの服を買ったりもするようだった。
群れない女・しがらみんからしたら、「おそろしい」の一言である。
狂気すら感じないか?

なぜにそこまで何もかも行動を共にし、持ち物や服装まで一緒にしなければならんのだろう?
しかも、10代や20代前半くらいの女子ならともかく、彼女たちはアラフォー独女なのだ。
まごうことなきBBAなのである。
それとも、ある種の女たちはそうやって死ぬまで誰かと群れて行動を共にし続けるものなのだろうか?
属性としては同じ「アラフォー独女」であるのに、私には理解できないのである。
その関係性は、単なる「仲のよい同僚」といった範疇を越えた、異様なもの、病的なものを感じるのだ。

しがらみの人間関係

Posted by しがらみん