派遣メンバーを凍りつかせた一言「お二人って一緒に暮らしてるんですか?」

2018年11月8日

わたくしは、しがらみん。アラフォー漂流おひとりさま派遣社員だ。

さて、以前より派遣メンバーについて書き散らしてきた。

同じチームの派遣社員の島根さん(仮名)と武蔵野さん(仮名)
2人は約15年間、同じ派遣先で一緒のチームで働き続けている。彼女たちは、あらゆる行動を共にし、これまで15年もの長きに渡り、同じ時を過ごしてきたようだ。

以前、共依存する彼女たちについての記事を書いた。いかなる共依存っぷりかは、記事を読んでいただけると幸いだ↓

そんな、いつでも何もかも一緒に行動し続ける2人を、この2年半、見つめ続けてきて、疑問が絶えない私であったが、先日、ちょっと興味深いことがあった。

いつも通り仕事を終え、オフィスから出ようとしたときだった。島根さん、武蔵野さん、私の順番で扉から出ようとしたところ、うしろから、同じ部門だが業務上は関わりのない派遣社員の千駄ヶ谷さん(仮名)がやってきた。

千駄ヶ谷さんとは、一度も会話したことがなかったし、実はお名前すらきちんと認識していないほどだった。それくらい、私たちのチームとは関係性の薄い存在であった。ただ、席が近めなので、お互い存在だけは認識している、といった程度の間柄だ。

そんな千駄ヶ谷さんが、突然、話しかけてきた。
「お二人って、一緒に暮らしてるんですか?」

そう、島根さんと武蔵野さんに向けて、発された言葉だった。

私は、傍らで、その状況を眺めていた。

さらに、千駄ヶ谷さんは続ける。
「だって、お二人って、いつも一緒じゃないですかあ。朝も一緒に来るし、帰りも一緒に帰るし、だから、二人は絶対一緒に暮らしてると思ってました。・・一緒に暮らしてるんですか?」

千駄ヶ谷さん、言うねえ。ちょっと面白くなってきて、ポーカーフェイスを気取りながらも、心のうちではニヤニヤしていたわたくし・しがらみん。

さて、ふたりはどんな反応をするのだろう?様子を伺っていたが、あきらかに、二人とも凍りついているのがわかった。

微妙な空気がしばし流れる・・。

面と向かってそんなこと言ってくるひとなんて、今までいなかったんだろう。
以前、「二人は仲がいいね!」と声を掛けてくる社員はいたけれど、千駄ヶ谷さんのような切り口で話しかけてくる人はいなかったんじゃないかな。

千駄ヶ谷さんの言葉には、他意がないということだけはわかる。ただ、いつもいつでも四六時中一緒の二人、ひょっとして一緒に暮らしているのかなあ?と、沸き起こってきた素朴な疑問を、率直にストレートにぶつけてきただけだ。

もちろん二人は一緒に暮らしてなどいない。もし、一緒に暮らしているほどの親密な関係だったら、職場ではあえて行動を共にしないように思える。だって、そんなん知られたくないだろうからね・・。

では、二人が凍りついた理由って、なんなんだろう?

長くなってきたんで、続く↓

しがらみの人間関係

Posted by しがらみん