地獄のランチタイムその1【職場ランチグループ離脱体験記 】
私がいかにして職場のランチグループを抜けたのか?
↑こちらを先に読むと、より状況がわかりやすい。よろしければ併読していただけると幸いだ。
さて、私がいかにして派遣社員のランチグループから抜けたのかについて記していこう。
衝撃の事実に気づく
派遣社員として新しい職場で働きはじめ、流れのままに、ランチタイムはチームの派遣メンバーと一緒に昼食をとる日々が続いた。
最初だから一緒に食べるようにしてくれているのかな?まさか普段からこうガッチリ一緒じゃないよな?
そう思った私は、頃合いを見計らって、ランチメンバーからはずれようと画策していた。
そこである事実に気づく。
職場には自由にくつろげる休憩スペースがある。ちょっとしたイートインスペースのような空間で、カウンター席と、2名、4名で座ることのできる席がいくつか設けられている。
私たちは、毎日そこでランチをとっているのだが、いつもお昼近くになると、派遣メンバー4名のうち、私の次に勤続年数の短い青森さん(仮名)が、わざわざ席を取りにいっているのだ!
席取りは下っ端の仕事?
まさか?と思って毎日観察していると、お昼近くになると、決まって青森さんが席をはずし休憩スペースへと向かい、ペットボトルやハンカチなどをテーブルに置いて、4名の席を取りに行っていることに気づいた。
わざわざ席取りまでして、毎日のランチを迎えていたのだ。
そして、席取りするのは決まって青森さんで、青森さんがどうしても手を離せないときに限っては、あとの2名が取ったりしているようだった。
これはまさか? 席取りは下っ端の仕事か?
これ、ひょっとして私がやれってことか?と日々悶々と過ごしていたが、「3ヶ月様子をみてみよう」と思い、あえて席をとらないで過ごしてみることにした。
3ヶ月の間に、どうにかキッカケを掴んでランチグループから抜けたい! もし、抜けられなかったら、ランチメンバーの一員として、私が下っ端の仕事(席取り)をすることになるのだろう・・。
ものすごく憂鬱だった。
信条は「郷に入れば郷に従え」 だけど・・
業務上、たいして接点がない間柄だったなら、あっさり「ひとりで食べるので」と一緒に食べることをやめられたと思う。
だが、彼女たちはあまりに濃密な関係性で、強烈なる同調圧力の中、ランチから抜けたら、仕事を教えてもらえなくなるのではないか?という不安があった。
新人だからこそ、今後、この職場で働いていくにあたって、支障がでるかもしれないと思い悩んだ。
私は、新しい職場にいくたびに、「郷に入れば郷に従え」を信条にやってきた。
ここがそういった職場(←何もかも一緒に行動することをよしとする)なら、ある程度は受け入れなければならないか?と考えていた。
正直、傷が浅い段階で辞めるか?と考えるくらい、かなりの苦痛だった。新人の自分は、ランチタイムには他の3名にすさまじいほど気をつかい、働いている8時間よりもランチタイムの1時間のほうが百倍疲弊した。
ストレスが溜まっていく日々
派遣社員は結局のところ調整弁なのだ。どうしても合わないと思ったら、最初の契約期間を満了して辞める、ということもできる。不安定な雇用だからこそ、辞める自由もあると私は考える。
しかし、派遣先はホワイト企業であり、派遣メンバーたちの群れる行為さえなければ、職場環境は申し分なかった。周りをみまわしてみても、群れてるアラフォー独女なんて他のチームにはいなかった。みんな自由におもいおもいに昼食を楽しんでいる。
なぜ、私たちのチームはこうなのだろう?
毎日、ひたすら悶々としていたら、どんどん時間が流れて、比例するようにストレスも溜まっていった。
続く↓