群れるアラフォー独女たち【派遣先にて】

2018年2月16日

唐突だが、私は群れることが嫌いだ。

子どもの頃から、群れる女子は苦手だった。生まれてこのかた、群れたことなんて一度もなかった。
群れる女たちを遠巻きに眺めて、ダセエ!とさえ思って、心の中で軽蔑していた。

ところが、だ。

そんな私に、群れなければならない季節(シーズン)が到来した。ひょっとして、ひとには誰しも群れなきゃならない季節があるのかな?

神様の仕業?知らんけど。

そう・・2年前の今頃、現在の派遣先に私はやってきた。
私は、自分も含め派遣社員が4名いるチームに配属された。これが地獄の季節のはじまりだった。

派遣社員4名はアラフォー独女だ。私を除く3名は同年齢で、私は彼女たちより2歳ほど下であった。

彼女らは、とにかくいつも群れている。

ランチタイムには一緒のテーブルを囲み、仕事が終わって最寄りの駅への道のりまで一緒だった。そう、駅の改札まで!!
仕事中も、しょっちゅう相談し合う。
「ああだよね?こうだよね?」

ん?一体なんだここは?

私がもっとも苦手な世界が広がっていた。
しかし、新人の身の私は、彼女たちに仕事を教えてもらわねばならない。
仕事内容はかなり複雑で、常に教えを乞う立場にいる私は、とにかくコミュニケーションを円滑にする必要がある。
さらには、チームプレイがものをいう内容なのだ。
それぞれが独立した仕事を自分の配分で、自分のペースでこなすという種類のものではなく、お互いの進捗を確認しながら4人で協力して仕事をこなしていく・・といったものだったので、4名のコミュニケーションがとても重要であった。

私は、基本、ランチタイムはひとりで過ごしたいという強い気持ちがある。それは働きはじめてからずっとそうで変わることはない。

時折、誰かと食べたりするのは嫌いじゃない。いつも同じメンバーで食べるという拘束感が嫌いなのだ。
そして、やっぱりランチタイムは自分のペースでゆっくり休みたいと思うから、基本はひとりで自由に行動できる時間でありたいのだ。

が、最初であるし、派遣メンバーたちも気をつかって一緒に食べてくれているのかな?と思い、様子を見ながら、じょじょにランチメンバーから抜ける方向で考えていこうと思っていたが・・

そうは問屋が卸さなかった。

現在の私は、約2年かけてランチの自由を取り戻し、自席で優雅(?)に昼食をとる日々だ。
この2年近くに及ぶランチの自由を取り戻す格闘の日々を、このあと記していく。

職場でのランチ問題に悩むすべての人たちへ。
私がいかにして、ズブズブの関係のランチメイトから足を洗えたのか、書いていこうと思う。
まあ、参考になるかはわかりませんが。

派遣先の職場にて、派遣社員のランチグループを抜けるまでの地獄の日々を記した体験記を書いた。読んでいただけると幸いだ↓

しがらみの人間関係

Posted by しがらみん