あ、私も自分のことばっかりのクズです

4月あたり、コロナ関連のネットニュースなどを読みすぎて、なんだかおかしくなっていく感覚があった。ここ最近は、ネットニュースをあまり読みすぎないようにして、かわりになぜか漫画アプリでマンガを読んだりしている。

最近読んだマンガの感想でもとりとめもなく書いてみようかな。

『ぼくは麻理のなか』

この作者は本当に女の子の描き方が上手い。ただ、女の自分からすると、その表現の仕方に、作者(男)の別の性(女)への美化(憧憬とでもいうのかな?)が若干過剰(見当違い?)な気がして、ときどきむず痒くなる瞬間があるなあ・・。
とても美しいラストだった。と当時に、10代のときに本気でぶつかり合った相手などいない私にとって、「もう手に入らないもの」の輝きが強烈に残像のようにつきまとって、ちょっと落ち込みもした。

依さんが言うように、私も自分のことばっかりのクズだなと思った。中年になっても未だクズだ。
同じ作者の『惡の華』も以前読んだが、こちらのほうがより気持ち悪さにあふれ毒があって荒削りで引き込まれたが、テーマとしては、『ぼくは麻理のなか』と根底の部分では同じかなって気がした。ラストのなぜか清々しい感じも・・。

『罪と罰』

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ドストエフスキーの『罪と罰』を原案に、現代日本を舞台にアレンジして描かれた作品。現代といっても、10年くらい前で、まだスマホなど普及しておらず、ガラケーの時代。

もうね、この主人公、ひとりよがりで自意識過剰のどうしようもない人間だ。ただ、弥勒(主人公)の考えていることが、手に取るようにわかって、わりと共感してしまうシーンが多かった。
最初から最後までずっと面白かった。エンターテインメントとしても心理劇としても。夢中で読んだ。途中からアプリで無料で読めなくなったので、Kindleで購入した。それくらい続きが気になった。
五位検事と弥勒の対話のシーンが特によかったな。最終巻の作者のあとがきまで読んで、完結したといった気持ちになった。

変わっていくマンガの読み方

今はアプリである程度まで無料で読めちゃったりして、すごい時代だなと。
自分の学生時代は、教室でいろんなマンガをクラスメイトたちと回し読みしたりしてたんだが、今の学生はそういうことはしないのだろうか。

そういえば、かつての通勤・通学電車では、月曜日にはジャンプ、水曜日にはマガジン、サンデーを貪り読むサラリーマンがたくさんいたんだよ。でも、今って、通勤電車でマンガ読んでるサラリーマン見かけないよなあ。あの頃は、サラリーマンが手にしてる雑誌で、「ああ、今日水曜日か」とか曜日確認できたのになあ・・。

なんだか、懐かしいよ、何もかもが。マンガの読み方さえも、あの頃には戻れないというのかな。

考える日々

Posted by しがらみん