職場でのお土産問題・職場によって異なる作法
連休明けや有給明け、旅行などに行った際に、職場にお土産(お菓子)を持っていく、という人たちは多いと思う。
どのエリアの人たちまでに配る?どのくらいのペース、サイクルで? どんなお菓子を渡す? なかなか悩ましい。
そんな悩ましきお土産問題について、書いてみたい。
職場によってお土産に対する温度差がある
以前の記事『漂流するアラフォーおひとりさま』で書いた通り、私はこれまで様々な職場を漂流してきた。職場で配るお土産に関しては、その職場によって、かなり温度差があり、作法が異なる、といった印象だ。
たとえば、シフト制でワークスペースに貴重品以外を持ち込めないコールセンターで働いていたときは、お土産を職場のメンバーに配る、という習慣自体がなかった。
お土産を買ってきたところで、配るタイミングがない。時折、わざわざ買ってきて全員に配ってくれる人もいたが、稀有な存在だった。
私自身、コールセンターでは、辞めるときに全員に行き渡るような個数の入った菓子折りを持参したのみで、休日明けにお土産を持って行ったことはなかった。
他のメンバーたちも、みんなそんな感じで、辞めるときのみにお菓子を持ってくる、といった雰囲気だった。
お土産に関して、もっとも気が楽な職場だった。
その他の職場では、連休明けにデスクの上にお菓子が溢れる職場や、休憩室にお菓子の箱を置いておいて「おひとつどうぞ」などとメモをつけておき、自由に取ってもらう職場、席を回ってひとつひとつお菓子が配られるような職場など、職場によって、かなり作法に差があるように感じる。
旅行に行かない場合、デパ地下で見繕う
以前より書いているように、私は、旅行にほとんど行かない。であるので、休み明けに「〇〇に行ってきました♪」などと言って、お土産を配る機会がない。
実家が遠方にあったりすれば、帰省の際にお土産を買ってきて配れるが、実家に戻った現在、それもできない。 とはいえ、皆さん、旅行や帰省のお際など、お土産のお菓子を度々配ってくれる。
そうなると、もらいっぱなしで心苦しい。
であるので、皆さんより頻度はかなり落ちるが、デパ地下などで見繕ったお菓子を、時折配る、という感じだ。
現在の派遣先では、私以外にも、あまり旅行に行かないのかな?という人たちが少数派ながら数人いて、やはりそのような人たちは、百貨店などで買ってきたお菓子を配っているのを見かける。
↑お土産の鉄板・ハラダのラスク。これは、もう今までいろんな職場で幾度となくもらったので、定番なんだろうなと思う。
いや、本当、これまでの職場でもらった回数の多いお菓子No.1はハラダのラスクかもしれん。
実際美味しい!個人的にはホワイトチョコがかかってるのが特に好きだ。定番ゆえの安定感あるなあと感じる。
どの範囲まで渡す?
いつも頭を悩ますのは、これだ。どのエリア・範囲までお土産を渡すか?ってことだ。
職場の規模にもよるので一概にどこまで渡すのがいい、とは言えない。
現在の派遣先などを例にするなら、同じチームメンバーなら10人程度であるが、さらに大きな単位、部門まで広げていくと、20人、30人、40人と配る人数が増えていってしまう。
また、部署は異なるが、業務上関わりがあり、お世話になっている人たちまで含めると、その数は増えていく一方だ・・。
なあ、一体どこまで配ればいいのだろうなあ?
自分としては、密接に業務上関わるチームメンバーには確実に配り、その他の人たちに関しては、配れたら配るという感じかな。ただ、現在の派遣先に関しては、あと数ヶ月で契約終了になることもあって、辞めるときに、お世話になった人たちに一気にお菓子を配る予定だ。
まだまだこの職場で働き続けるというのなら、お土産問題は悩ましいところだけど、もうちょっとでサヨナラするんで、「あー、旅行行ってないけど、そろそろ、なんかお菓子渡さなきゃ・・」といった悩みからは、今は遠ざかっている。
職場ごとのお土産の作法にのっとって行動するのがベター
お土産って、実はみんな気にしてないようで気にしてると感じる。ちゃんと見ている。
あの人は、度々買ってきてくれるなあ、とか、あの人、一度も持ってきてなくね?とか、この人のお土産のお菓子のチョイスはいつもセンスいいなあ、とか、いやあね、案外、みんな見ているものだよ。
だから、その職場の習慣に合わせて、お土産を配るのがいいとは思う。職場で円滑に仕事をしていくためにも。
「郷に入れば郷に従え」ってことだろうね。
お土産を配る習慣のない職場はそれでいいし、配る習慣のある職場は、その職場ごとの作法にのっとって、自分も同じようにするのがいいだろうなあ。ちょうどいい塩梅を探ってみるのがいいんじゃないかな。
次回は、「お土産のお礼を言う ・言わない・言われない問題」について書いてみたい。
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