辞めた職場に未練や後悔なし・同じ場所に居続けられない性分なのかもしれない

以前の記事で書いた通り、私はこれまで様々な職場を漂流してきた。勤続年数は最長で3年間だ。それ以上長く同じ会社で働いたことはない。

契約社員で働いていた会社2社で、それぞれ約3年。

そして、現在の派遣先も(派遣法改正により)3年で終了になる予定なので、計3つの職場で、それぞれ3年間働いたことになる。(派遣先はまだ継続中なので、正確に言うと、”なる予定”だ)

それら以外の会社では、正社員でも契約社員でも、1年〜2年程度で辞めている。 あとは、期間限定の派遣や短期のアルバイトなどを、こまごまと隙間にやったりしていた。

こうして振り返ってみると、とにかく履歴書が凄まじい。ぐちゃぐちゃすぎる。

そして、あらためて思い返してみるに、「ああ、この会社を辞めずにいればよかったなあ」と思うような職場は、ひとつもない。

そうなんだよ、ひとつもない。辞めた職場に未練や後悔は、ない。

正社員だったブラック会社は、やめざるをえないところまで追い込まれた、このまま続けていたらおかしくなる、その前に脱出したという状況だったが、契約社員で働いたいくつかの会社は、今振り返ってみても、それほど悪くもなかった。
1年ごとに60歳まで更新できるという会社や、無期の契約社員だった職場などは、続けようと思えば続けられた。

それでも、「今も続けていれば・・」とは思わないのだよなあ。

辞めた直後は、いろいろ思うところはあるのだけど、時が流れるにつれ、なんの未練もこだわりもなくなっている。

良好な人間関係の職場であっても、はらわたが煮えくり返りそうな出来事の連続だった職場であっても、時間の経過とともに、どうでもいいところになっている。私にとってすっかり過去の場所になっている。

それで、ひょっとしたら、私は同じ場所に長く居られない種類の人間なのかもしれないとふと思う。時間をかけて築き上げてきたであろう環境や関係を、あるとき、一旦リセットしたい衝動に駆られる。

これは、実はこどもの頃からそうだった気がする。人間関係や環境が悪くない状態であっても、ある日突然、”今”をリセットしてまた新しくはじめたいという感覚、とでもいうのかな。誰も私を知らない場所で再びスタートを切りたい、といったような。

以前の記事で、私には糸が繋がっていないといったようなことを書いたくせに、何を言う?と思われるかもしれない。自ら切れるきっかけを作ってるんじゃないのか?と。

でも、なぜか、ある程度、時が流れたところで、すべてを一旦リセットしたい衝動に駆られてしまうのだよなあ。

なぜ、今をリセットしたいと、そう思うのかはわからない。

つまりは、ひとそれぞれだ。誰かにとっては、ベストで当たり前な働き方が、別の誰かにとってはそうではないかもしれない。

長くなってきたので、様々な職場を漂流する自分が、どのように考え、これからどうしていきたいか?ってことを、次回書いてみたいと思う。

書いた↓

生き方・働き方

Posted by しがらみん