職場の作法・挨拶はするに越したことはない
職場で、挨拶をしない人って意外に多い。
朝、オフィスですれ違っても「おはようございます」も言わない。帰りがけに「お先に失礼します」と言っても、「お疲れ様です」の一言すらない。案外そういう人たちって多いように思う。
アラフォー派遣社員の私が、職場での挨拶について、どのように考えているか書いていく。
職場における挨拶とは?
さて、私の信条としては、
『挨拶はするに越したことはない』
これに尽きる。
漂流するアラフォーおひとりさまで書いた通り、私はこれまで様々な雇用形態で多種多様な職場を漂流してきた。
そんな中でも、これさえしとけば間違いない!という行為、それは挨拶だと思うんだ。
挨拶を制するものは、職場の人間関係を制す、といっても過言ではない。
とにかくするに越したことはない。それも、自分から、だ。
相手の立場など関係なく挨拶しておく。それは絶対的に正解だ。どんな職場であろうとも。
コールセンターでの過剰なる挨拶体験
以前、コールセンターで勤務したときの体験談を書いた。
この職場は挨拶に対してものすごかった。コールセンターという場所柄なのかもしれないが、とにかくセンターですれ違った相手には、誰彼構わず挨拶する、という文化だった。
センターには様々な人々たち・・正社員、契約社員、嘱託社員、派遣社員、パート、アルバイトといった、もう雑多な人種が行き交っていた。
コールセンターは、24時間眠らない場所であるゆえ、時間帯によっても様々な人たちが往来している。当然、顔は知ってても名前は知らないという人たちがたくさんいた。
それでも、センターですれ違う相手には、朝なら「おはようございます」、それ以外の時間帯なら「お疲れ様です」と、必ず挨拶する。
それは、コールセンターで働く誰しもがそうだった。時折、挨拶ができてない人が見受けられると、朝礼で周知される。「最近、挨拶ができてない人がいる、挨拶は必ずしよう!」と。
朝、センターにやってくると、コメツキバッタのごとく、「おはようございます、おはようございまあ〜す、お、おっはようございま〜す!」と連呼する。
そう、かつてのブックオフで店内に足を踏み入れた途端、店員さんたちが「いらっしゃいませ」「いらっしゃいませえ」「いらっしゃいませ!」と、まるで輪唱みたいにして迎え入れてくれるみたいに。
挨拶のシャワーだぜ。
ぶっちゃけ、朝の挨拶連呼は、嫌いじゃなかった。だって、朝、会って、挨拶しないよりしたほうが絶対いいと思うんだ。同じ職場で働いてんだから、名前知らなくたって、挨拶したほうが気持ちいいよね?
現在の派遣先にてカルチャーの違いを感じる
コールセンターでの挨拶文化が染みついていたため、現在の派遣先で働きはじめてからしばらくは、朝オフィス内で会った相手には、誰彼構わず「おはようございます」と挨拶していたのだが、相手の反応が微妙だった。
私が挨拶すると「・・??・・おはようございます」と怪訝そうに返してくれる、といった感じだったのだ。なかには挨拶が返ってこない相手もいた。
あれ?この職場は、挨拶しない職場なのか!?と違和感をおぼえた。
後々わかったのだが、どうやら、名前・顔が一致しているような相手だと挨拶はするが、そうでない相手には、いくら同じ職場で働いているからといって挨拶などしない、といったカルチャーのようなのだった。
自分としては、誰でも挨拶しとくほうが楽だと感じる。この人には挨拶してあの人にはしない、なんて面倒。全員にしとけばいいじゃん、と。
だが、郷に入れば郷に従えを信条にやってきた私なので、同じチームのメンバーや席が近かったりしてお互いを認識している人たちには挨拶し、それ以外の人たちには次第に挨拶しないようになっていった。そんな空気に違和感があった。
でもさ、挨拶は、しないよりしたほうが絶対いい。
なぜって?
もちろん挨拶を交わすとお互い気持ちよく仕事ができる、ということもあるけれど、私としては、それよりももっと大事だと思っていることがある。
次回、それについて書いていく。
↓書いた。