地獄のランチタイムその4【職場ランチグループ離脱体験記 】
私がいかにして職場のランチグループを抜けたのか?
地獄のランチタイムその4、スタート!
地獄のランチタイムその1から読む場合はこちらをどうぞ↓
前回のその3はこちら↓
「わたしは貝になる作戦」とは?
さて、ランチタイムの疲労を最小限にとどめ、ダメージを回避する・・
それが「わたしは貝になる作戦」だ。
文字通り、ひたすら聞き役に徹し、自分からは基本話さないというものだ。
しかし、会話とはキャッチボールなのである。
ある程度自己開示しなければ、相手も心を開いてくれない。(過剰な自己開示は逆効果だけども・・)
相手の心を開きたければ、自分はこんな人間だということを自己開示することが必要なのだ。
それはわかっちゃいる。
が、正直、派遣メンバー3名に、私のことを理解してもらいたい、私はこんな人間だとわかってもらいたい、という欲求はさほどなかった。
ランチタイムを一緒に過ごし会話する中で、あまり自分と交わるところがないひとたちなのかな?と思えたので、とにかく仕事を円滑にできる関係性であることだけに重点を置くことにした。
「わたしは貝になる作戦」その具体的内容
・とにかく話を聞く。無関心風ではなく、少しは興味ありげな姿勢で。
・自分からは、基本話題は提供しない。
・自分のバックグラウンド(家族、交友関係、これまでの生活について、趣味嗜好など)も聞かれないかぎり自分からは話さない。
そういった感じで毎日のランチタイムを過ごしていたら、「しがらみんさんは無口なひと」という印象がついたようだ。
と同時に、何を考えているかわからない不気味なひと、ちょっと変わったひと、というイメージもついてしまったかもしれない。
だが、仕事上のコミュニケーションは円滑にとれるよう心を砕いてきた結果、会話に積極的に参加しなくても、なんとかランチタイムをやり過ごせるようになった。
他の派遣メンバー3名が、節度あるひとたちだった、ということも幸いだった。もし、彼女たちが他人のプライベートを必要以上に詮索したりするようなたぐいのひとたちだったなら、「わたしは貝になる作戦」はうまくいかなかっただろう。
そうはいっても、時折、会話の中で違和感をおぼえたり、あまりに自分とはかけ離れた価値観、これマウンティングか?と感じる場面があったりと、モヤモヤすることも多かった。
新たな問題発生!肉体の異変
まあ、でもこんな感じで、ランチタイムをやり過ごしていけるかなあと漠然と思っていた。
そして、働きはじめて半年ほど経って、仕事内容にも環境にも慣れてきたかなと思われたある日、なんだか上半身の右側がチクチクと痛いのである。筋肉痛かなあ?と思って過ごしていたが、痛みはおさまらない。
ふと腕をみてみると、赤い湿疹が無数に広がっている。
こ、これは・・
そう、帯状疱疹になっちゃったのである。
続く↓