【セミリタイア的無職生活】簿記3級の資格を取得した理由

少し更新が滞ってしまった。

何をしていたかというと、簿記3級の資格取得のため勉強をしていた。先日、ネット試験で無事合格したので、ホッとしている。

簿記3級の資格を取ろうと思った理由は主に2つある。具体的に書いてみたいと思う。

理由① 将来、青色申告するときのため

理不尽な理由で派遣の契約終了になり、無職生活に突入して数ヶ月経った。

今後、以前のように週5日フルタイムで働くつもりは今のところない。とりあえずは「週4日以下の賃金労働+副業」みたいな働き方ができたらなあって考えてる。

将来的には個人事業主になって、それ1本でやっていけたらいいなあっていう希望がある。そのとき、最低限の簿記の知識があれば役立つかも?と思った。

今の時代、知識がなくても会計ソフトでサクサクできちゃうのかな?

そうだとしても、簿記の基本がわかってればのちのちいいんじゃないかな?って考えた。

理由② 些細なものでもいい、成功体験がほしかった

今回の失業のダメージって思った以上に大きくて、数ヶ月経った今もずっと引きずってるし、毎日正社員Aの記憶が蘇ってきて、苦しくなったり落ち込んだりする。

私自身に問題があるとして辞めさせられるっていう体験って、想像以上に強烈だった。大打撃だった。

まだ完全には立ち直れていないし、それが正社員Aの一方的な判断だったとしても、自分自身の足元がグラグラ揺らいだ。

だからこそ、ほんの些細な成功体験でもいいから、何かをちゃんとやり遂げて「自分は大丈夫だ」と思いたかったってのも、簿記3級の資格を取得した理由だ。

うまく言えないけど、ちょっとした自信みたいなものを取り戻したかったって感じかな?

簿記3級って、ちゃんと勉強すれば誰でも合格できるレベルの資格だと思う。難易度は高くない。

ただ「ちゃんと勉強する」というところが重要だ。ある程度の勉強時間がそれなりに必要だと感じた。

比較的短期間で結果を出せて、達成感も味わえて、知識も身につくっていう点では、簿記3級はちょっとした成功体験にうってつけの資格だと思った。

簿記3級・勉強に使用したテキスト・問題集

ネット試験で受験したのだが、かなり緊張した。

パソコンのキーの感じとかが慣れなかったり、試験会場で渡されたボールペンのインクがかすれてて、かなりテンパったりしたものの、無事合格できて、嬉しかった&ホっとした。

私が使ったテキストはTAC出版の「簿記の教科書」だ。

簿記の知識は全然なくて、勉強をはじめる前は「借方、貸方って何?」ってレベルの超初心者の自分でも、とてもわかりやすかった。

同じシリーズの「簿記の問題集」も解いた。

上記2冊「簿記の教科書」「簿記の問題集」のみでも十分だと思うのだけど、私はネット試験という形式にむちゃくちゃ不安があったので、ネット試験対応の予想模試も解いた。

この問題集は、ネット試験を受けるならかなりオススメだ。8回分も入ってるので、これを解いて慣れておけば、当日落ち着いた気持ちで試験に臨めると思う。

あとは、YouTubeでふくしままさゆきさんの動画を視聴した。これは絶対おすすめ。

丸暗記するのではなく、簿記を理解するという点でとてもわかりやすかった。私の場合、ふくしまさんの簿記3級の講義を一周してから「簿記の教科書」を読んだので、より理解が深まったと感じた。

無料でこんな良質な講義を聴けるなんて、今の時代ってすごい。

簿記3級あれこれ、おまけ

6月上旬に、近所の大型スーパーのフリースペースで無料の水を飲んで休んでたら、本を開きつつ電卓を叩いている60代くらいの女性の姿が目に入った。

その本に見覚えがあった。まさに自分が使っている「簿記の教科書」だった。その女性の後ろを通ったとき、横目で確認したけど、やっぱり「簿記の教科書」の問題のページを解いている。カバーのピンク色がチラッと見えたから3級用だ。

そういえば筆記試験は6/11だったはず。

この女性は筆記試験を受けるのかな?って思った。

どうみても60代くらいに見えた。ひょっとしたらそれ以上だったかもしれない。熱心に問題を解いている姿を見て、「共にがんばろう!」と心の中でエールを送った。

すごいなあ。年齢関係ないなあ。なんか「こうしちゃおれん!」って思わされた。

やっぱり勉強してるときって充実感があった。わかりやすい目標があって、達成感もあったなあ。

無職で時間だけは十分すぎるほどあったから、かなり集中して勉強できた。簿記3級にトライしてみてよかった。

セミリタイア,失業・無職

Posted by しがらみん