【新しい派遣先に就業したら】避難経路を確認しよう!非常口や非常階段はどこにある?
新しい派遣先で就業開始すると、オフィス内のどこに何があるのかむちゃくちゃ戸惑うことが多い。慣れるまで大変だ。
フロアやエリアが違っても似たようなレイアウトだったりする。今自分はどこにいる?といった迷子状態になることもしばしばだ。
そんな中、真っ先に確認すべきことがある。
それは・・
非常口や非常階段の場所だ。
地震や火事などが発生した際の避難経路を確認しておいたほうがいい。
2月に起きた三幸製菓の工場火災では、高齢のアルバイト女性などが複数亡くなった。深夜の清掃アルバイトをしていた高齢女性たちは、避難訓練に参加したことがなかったという。
今回の火災が発生する以前にも複数回ボヤがあったらしい。この一連のニュースを知ったとき、企業側が全従業員に向けて避難訓練の実施を徹底し、避難用扉の場所を知らせていれば亡くならずに済んだかもしれないと思った。とても悲しく痛ましい。
いつ火災や大地震が発生するかわからない。
派遣で働いていると、正社員とは異なり必要な情報が周知されていないこともけっこう多い(全社向けの重要な情報なのに、派遣社員には配信されていないといったことも少なくない)
特に新しい派遣先で働きはじめたときは、ビル内の構造とかルートがよくわかっていないので、早めに非常口や非常階段は確認するようにしている。
事件や事故、災害などが発生したとき、事前に避難経路を知っているのと知らないのでは初動が違う。
これまで様々な職場を正社員、契約社員、派遣などで経験してきたが、避難訓練をきちんと行う会社もあったし、やった記憶がない会社もある(本来、避難訓練って義務だよなあ・・?)
実際に消火器を使ってみるとか、高層階(20階以上)から1階まで階段を降りて避難訓練をしたこともあった(次の日足が痛くなった・・。階段下るのってヘンな力が入るんだよな・・)
一方で、悪質な職場では、普段は防火扉の付近に段ボールなどが山積みに置いてある混沌とした状態なのに、消防署の立入検査(事前に日程を知らされている)のときだけダンボールを移動したりしていた。これ実際火災発生したらどうなるの?と心配になったが、上司から「段ボール移動しておいて」と指示され、当時はただその通りにするしかなかった(今振り返るとアウトだよなあ・・)
職場によって危機管理の意識ってかなり異なる印象だ。私にできることといえば、避難経路や非常口、非常階段の確認くらいだが、知らないより知ってるほうが絶対いい。
それでも、1月に起きた大阪のメンタルクリニックの放火事件のように、犯人が圧倒的な殺意を持って退路を塞ごうとしてきたなら、容易に逃げることはかなわないだろうけど・・。
とにかく、新しい職場で働きはじめたときは、早い段階で避難経路を確認することは、個人的にはとても重要なことだと感じている。