無事、勤務終了できた
先日、派遣先での勤務最終日を無事終えることができた。3年満了での終了となった。
この3年間、派遣先での人間関係にずっと悩み続けてきた。だから、この派遣先にあまり馴染めていないという思いが常にあったし、いつも思うようにコミュニケーションをとれないでいる自分に引け目があった。
だけども、派遣先を去るときには、思いのほか手厚くしていただいたように思う。
送別会を開いていただいた。綺麗な花と贈り物までいただいた。とてもセンスのよいセレクトだった。正直、それだけでありがたく、もう十分と思ったほどだったが、個別に様々な方から贈り物をいただいてしまった。
その内容が、たぶん私の好みを考えて選んでくれたのだろうとわかる品々で、嬉しい気持ちになった(意外に、私の持ち物とか服装などから好みを察してくれてるんですね。すごいな)
みんなちゃんとした大人だから、形式的にやってくれているのかもしれない。だとしても、私にとっては、ありあまるほどだと思えた。
そういうとき、ああ、そこまで馴染めていないというわけでもなかったのかな?と考えたりする。
これまでの職場でも、馴染んでいるとは言い難かったことがあったと振り返る。それでも、辞めるときには、よくしてもらった思い出がたくさんある。
だから、まあまあちゃんとやれていたのかな?と思うことにしている。
私は、いろいろな職場を漂流してきたから、去っていくという経験を何度もしている。そのたびに、様々な思いが去来する。
今回の派遣先も同じだ。あんなに悩み続けた人間関係だったのに、ちょっとの寂しさを感じる。終わるとなると、なぜだかもったいなく思えたりもする。
ともあれ、振り返ってみて、悪くはない3年間だった。しがらみの人間関係も、過ぎ去ってみれば、どうでもよくなっていく。
派遣先は、これまで私が経験した職場の中で、もっとも恵まれた労働環境だったと思う。以前も書いたけど、そこに不満はまったくなかった(まあ、これまでブラックorグレーな職場が多かったせいで、感覚が麻痺してるってのもあるかもだが・・)
ただ、ひとつだけ心残りなことがあった。最終日、お世話になった方々にお菓子を渡しつつ挨拶をしてまわったのだけど、タイミングがあわず、挨拶できなかった方々がいた。在宅勤務だったり休暇だったりして、お会いできなかったのが残念だ。
特に、私が個人的に「感じいいなあ〜!」と思っていた方がいたのだが、その人に挨拶できなかった!
業務上まったく関わりがなかったのだが、時々フロアですれ違うと笑顔で挨拶してくれて、何度かお土産なども持ってきてくれた方なので、最後は、直接挨拶したかったが、タイミング合わず・・。部署が異なりエリアが離れているので、何度か姿を確認しにいったが、席におらず・・。
そこだけは残念だった。心残りだ。
まあ、とにかく無事終わってよかった。次のことを考えると不安な気持ちもたくさんあるが、また新しく環境を変えていけると思うと、ちょっとした希望もなくはない。
無事3年間をまっとうできて、今はすっきりとした気持ちだ。
先へ、進もう。