週4日労働(週休3日)はセミリタイアなのか?
セミリタイア生活について、週2〜4日程度、アルバイトやパート、派遣などで働いて、必要最低限の収入を得たいと思っていることは、以前書いた通りだ。
そこであるクエスチョンが脳裏を掠めるわけだ。
週4日労働って、セミリタイア言うわりにはけっこう働いちゃってないか? それってセミリタイアなの?
そう・・、これは常々感じてた。
週2、3日の賃金労働ならセミリタイアな感じがするけど、週4日って微妙だなあ・・って。
週4日労働でも1日の勤務時間が短いとかだったらセミリタイア感があるけど、1日8時間週4日労働だとするなら、正直・・中途半端だよなあ、みたいな。
ホワイト正社員ならすでに週休3日状態
これまで様々な雇用形態で多種多様な職場を漂流してきた私だが、派遣や契約社員など非正規で働いた職場は、いわゆるホワイト企業が多かった(なかにはホワイトぶったクズ企業もあったが・・)
(正社員は2社経験があるが、ブラックとグレーな中小企業で、ホワイトとは程遠かった・・)
それで、あるとき気づいたのだが・・
あれ? ホワイト企業の正社員って、すでに週休3日状態になってないか?
ってことだ。
ユニクロだのみずほだのが取り入れている最近流行りの週休3日制度とかではない。いわゆる週5日フルタイム労働といわれる一般的な正社員でありながら、もうすでに週休3日、つまり週4日労働を達成しているのでは?と感じたんだ。
とにかくホワイト企業の正社員って、休暇がやたらに多い。
超ホワイトだなと感じた企業は、1ヶ月間の休暇があった。他にも年間数回1週間単位の休暇、企業独自の休日が年間10日くらい設定されていて、プラス夏季休暇や有給休暇などを含めれば、普通に週休3日状態なのでは?って思った(いや、もしかしたら週休4日(週3日労働)くらいになってるかもしれん、それくらい正社員は休暇日数が多かった・・)
1ヶ月間の休暇は、勤続年数に応じて発生するのだが、ほとんどの正社員たちはまるまる海外旅行を楽しんできていた。
この企業はちょっと極端な例かもしれないけど、他のホワイト企業でも、やっぱり正社員は休暇等手厚かった印象だ。
つまり、ホワイト企業の正社員=すでに週4日労働(週休3日)は達成してるんじゃないかな?
(もちろんいわゆるホワイトと呼ばれる企業でも、残業が多かったり有給取得しづらいって会社もあるとは思うが・・。あとポジションにもよるだろうし・・)
週4日労働(週休3日)もセミリタイアのひとつのかたち
ホワイト企業の正社員なら、セミリタイアなどせずとも、すでに週休3日を達成できているという残酷な現実。
私はそれを派遣社員という立場でまざまざと見せつけられた。圧倒的な格差。
いや? でも、そんなホワイト企業の正社員って一握りだ。
世のほとんどの正社員は、そんなに休暇ないし、有休消化できなかったりすることも多いだろう・・。
実際私が正社員で経験した2社(ブラックとグレーな中小企業)では、毎日サービス残業の嵐、有給休暇は1日も取得できなかった。
私は真のブラック企業がどれほどまでにヤヴァくて狂気じみているかっていうのを、身を持って経験しているからね・・(私のような就職氷河期世代ど真ん中だと、そういう人もかなり多いんじゃないかな? んなもん経験したくなかったよね・・)
そう考えれば、やはり週4日労働(週休3日)でも、十分セミリタイアと言える気がする。
現状の自分にとって可能な範囲のセミリタイア生活を実行していくのがいい。
(ただ、やっぱり新卒時にホワイト企業に入社してせっせとお金をためるのが、リタイアへの一番の近道だって思い知ったなあ・・。低収入だと資産がなかなか大きくならないもの・・)
そういうことで、引き続き、週4日労働も視野に入れて、セミリタイア後の仕事を探してみようかなと思ってる。
とはいえ、やっぱりセミリタイアといいながら週4日は働きすぎなんじゃないか?
それってセミリタイアなの?っていう疑問は依然として拭えないなあ・・。
できれば週2、3日労働でいい塩梅の仕事を見つけられたらいいのだがなあ。