職場の人間関係・休日のランチのお誘いを断った話(アラフォー派遣社員グループの場合)

2018年5月13日

わたくしはしがらみん。おひとりさまアラフォー薄給派遣社員だ。

職場の同僚などに、休日に食事の誘いなどを受け、断りたいけど断りづらい・・そう思ったことはないだろうか?私はある。私が実際に断った体験談を記してみたいと思う。

現在の派遣先でのエピソードだ。

群れるアラフォー派遣社員メンバーたち

以前にも書いた通り、現在の派遣先では、私を含む派遣社員4名が同じチームに所属している。派遣メンバーはチームプレイで仕事をこなす場面が多く、よく言えば結束力が高く、悪くいうならば、群れる女たちなのだ。

いかなる群れっぷりなのかは、これまでの記事を読んでいただけると幸いだ。

現在の私は、ランチタイムのメンバーからも離脱し、他の派遣社員3名とは、適度に距離をとって仕事に勤しんでいる。もちろんチームプレイの側面が強いので、仕事上話さない日はないが、個人的な話をすることはほとんどなくなった。

群れる3名から離れて、快適に過ごしている。群れないことによって、ちょっとした情報が入ってこない、常に疎外感がある等、それなりに弊害はあるのだが、彼女たちと一緒に過ごすストレスに比べたら大したことではない。

仕事中のみならず、休日でさえ群れる?

さて、そんな私だが、現在の派遣先で働きはじめた頃は、流れのままに、様子を見つつ、不本意ながら群れることを受け入れ、ランチタイムも皆さんとご一緒していたことは、以前も書いた通りだ。

一緒にランチをとっていた時のこと、その会話から、他の派遣メンバー3名は、休日にもホテルブッフェ(ビュッフェ)などのランチに、わざわざ一緒に出かけていることを知ったのだった。

ただでさえ、毎日一緒にランチタイムをがっちり1時間過ごし、帰宅の際も最寄りの駅まで一緒に歩かなければならない。群れに群れているのに、その上、休日まで!?と、驚愕した。

おそろしい。なにゆえに休日まで群れねばならんのだ!?

どうやら2ヶ月に1回程度(年に6回程度、ということになる)、そういった休日ランチに出かけているようだった。

「今度、しがらみんさんも一緒にどう?」と誘われていたのだが、適当にお茶を濁していた。

休日まで、片道1時間半かけて都内に出て、わざわざ気の合わない派遣メンバーと高いランチ代を出してホテルブッフェを楽しみたいなどとは、微塵も思わないのだ。

だが、働きはじめた当初は、彼女たちと円滑な関係を築きたいという思いが強かったので、1度くらいは行ったほうがいいか?と悶々としていた。

派遣メンバーたちが私を休日ランチに誘うのは、ただ単に同じチームのメンバーだからだと重々承知している。「休日に様々な会話を楽しみたいから」というよりは、チームの結束力を確かめるための行事とも思えた。

だとすれば、せめて1回は参加すべきだろうか?

私は、そういったホテルブッフェなどの情報には疎いのだが、派遣メンバーたちはやたらに詳しかった。常にアンテナを張っているようだった。

↓こういうのを読んだりしてるんだろうか!?
いや、自分だって、ホテルブッフェ興味なくはないよ。美味しそうだな。ただ、休日に職場の親しくもないメンバーと行くというのはちょっと・・。

誘いは・・潔く断る!

いつ具体的に誘われるのだろうとヒヤヒヤしていた日々だったが、散々悩んだ末、やっぱりたとえ一度であっても行きたくない、私の貴重な休みを気の合わないひとたちと過ごしたくない、という考えに至った。
もし、具体的に誘われたときは、潔く断ろうと心に決めた。

ある日のランチタイムのこと、唐突にホテルブッフェの話になった。そろそろ行きたいね、とりあえず4名で何日分か予約しておこうか、と、彼女たちが言い出したのだ。都合悪くなったらキャンセルすればいいし、と。

何!?お互いの都合を合わせて日にちを決めるというよりも、予約した日にちに合わせて予定を空けておくというパターンか!?と驚愕した。

このままでは、断るタイミングを失ってしまう。そして、今回は予定が合わず無理そうで・・みたいな曖昧な理由だと、また誘ってくれてしまうだろう。この一回のお断りで先々すべての断りを入れるような文言がほしい。
こ、このままでは有無を言わさず自分を含めた4名で予約を入れられてしまう・・!

ひねり出したお断りのフレーズ

そこで、私が考え抜いた言葉をお伝えしよう。

「◯月も△月も、休日の予定がはっきりと決まってなくて・・。すみません!わたし以外の皆さんで行ってきてくださいね」

↑これだ。

「わたし以外」というのがポイントだ。ただ予定がはっきりしていないとだけ伝えてしまうと、じゃあ都合わかったら教えて?という風に、また誘ってくれちゃう感じだったので、それを避けるために、あえて「わたし以外」というフレーズを選択した。

また、そのホテルブッフェは大変人気のあるものだったので、早く予約しておかないと、なかなか予約がとれないようなのだった。

断ることを先々に延ばして、行きたいと思っている彼女たちが予約を取れなくなってしまったり、4名で予約したとして後日1名分キャンセルするというのも悪いなあと感じたので、行くつもりがないなら、早めにちゃんと断っとこうと思ったのだ。

また、お断りのフレーズを言うときには、笑顔で申し訳なさそうに、でも絶対行かないという強い意思をみせて断る。これ大事だ。
本当に断りたいなら、少しでも、相手に委ねてしまうような姿勢をみせるのはNGだ。
「予定が決まってないんですけど・・?」みたいな疑問符で投げかけてはいけない。行かないということを、はっきり示すのが大事だと思う。

断るという行為はエネルギーがいる

それっきり、休日のホテルブッフェに誘われることはなくなった。そうこうしているうちに、ランチメンバーからも離脱したので、彼女たち3名が休日にホテルブッフェに行っているのかも不明だった。

断るときは、その状況でいろんなパターンが考えられると思う。ただ、行きたくないときは無理して行かなくていいと思う。貴重な休日まで、気をつかって疲弊したくないものだ。

断るって行為は、エネルギーがいる。断らずに行ってしまうほうが楽な場合もある。
でも、私は、親しくない派遣メンバーとの休日ランチという苦行を避けたかった。それならば、笑顔とともに、全力で不要な誘いは断るのが正解だ。

以上が、私が休日の派遣メンバーランチを断った顛末だ。誘いを断りづらいなあと思っている誰かの参考に少しでもなれば幸いだ。

しがらみの人間関係

Posted by しがらみん