首の皮一枚でつながった派遣社員【3ヶ月ごとの契約更新】

2020年11月26日

派遣契約だが、来年3月末まで更新された。12月末で終わるのでは？という不安が拭えなかったので、とりあえずホッとした。

何とか有職のまま年を越せそうだ。とはいえ、来年の3月末で今度こそ契約終了するんじゃないかな。思えば今年の3月頃から、更新の度に「次回こそ切られるだろう」とヒヤヒヤし続けてきた。

コロナの感染拡大や組織変更、自分自身の業務量などを考えると、いつ切られてもおかしくはなかった。今日まで続けてこられたのが不思議なくらいだ。新年度から、また組織変更などがあるかもしれない。コロナの影響も見通しがつかない。来年3月の年度末という区切りで契約終了になる可能性は非常に高いと思う。

いつでも仕事を失う覚悟はしているが、今度こそ終わるんじゃないかなあ・・。長期の派遣で働くようになって、3ヶ月ごとに契約更新されるか否かビクビクすることに、正直疲れてきている。

以前の記事でも書いた通り、コロナ禍で次の仕事はなかなか決まらないだろうから、更新される限りは続けようと思っている。それで、もし終了になるなら、それはそれでいい。

ここ最近のコロナ感染の急拡大には、恐ろしい未来ばかりを想像してしまう。日々、不穏なニュースを耳にする。女性の自殺者が増えているとか、女性のホームレスの撲殺事件など、痛ましいものばかりだ。

特に、女性ホームレス殺害事件には、心が凍るような真っ暗になるような、ひたすら悲しい事件だと思った。殺害されたホームレスの女性は、今年2月まで派遣社員としてスーパーで働いていたという報道もある。

つい数ヶ月前まで、外側からはいわゆる”普通に働いていた人”だったはずなのに、あっという間に路上生活を余儀なくされる・・そんな社会って一体なんなんだ！？

そして、路上にいただけの女性に一方的に危害を加えて殺害する。これはフェミサイドだと感じた。

例えば、一人暮らしをしていて、でも職を失って、薄給のため貯金もなく、家賃を払えず、住む場所を失い、コロナで次の仕事もなかなか決まらず・・といった状況は、低収入の非正規の独身女性なら他人事ではないと思う。

自分の場合、たまたま実家に戻れただけ。もし、複雑な事情で頼れる親族もなく戻れる家もないのだとしたら、仕事を失ったと同時に、さらなる貧困の渦にのまれてしまうことだろう。そんなとき非正規で働いてきた貧乏な女性が悪いのだろうか？仕事を失ったら生きていけないほど少ないお金しか持っていない人間が悪いのだろうか？

いや、そんなわけないだろう。行政を頼ることはできなかったのだろうか。彼女を救う方法はなかったのだろうか。そして、コロナの影響が続く限り、そういった犠牲者がまだまだ出てしまうのではないか？

ここ最近の感染急拡大で、今後一体どうなってしまうのかまったく想像ができない。

とりあえず派遣の契約が更新されたとはいえ、また緊急事態宣言が発令されたりしたら、どんな状況になるのだろう？

今年は（まだあと1ヶ月あるが・・）コロナとアレルギー悪化で終わりそうだ。もう負の要素しかない1年だったな。本当、ただひたすら日々をやり過ごすだけで精一杯。Go Toキャンペーンなど利用できるわけがない。

混沌の日々。自分なりにできることをやろうと思っているけど、なんだか散漫で、思うようにいかない。