【40代独身女性の場合】セミリタイアしたい理由

2023年4月22日

仕事を失い無職になってから、あれこれ考えた果てに、セミリタイアっぽい生活をはじめようと思い立った。

↑こちらの記事で書い通り、セミリタイアしたいと思う直接のきっかけになったのは失業だが、もう少し具体的にセミリタイアしたい理由について書いてみたい。

もともとアンチ労働だった

今回、理不尽な理由でクビ(契約終了)になり失業し、そのことがセミリタイアしたいという気持ちを加速させたことは間違いない。

とはいえ、私はもともとずっとアンチ労働だった。

このブログでも「週5日フルタイム労働から卒業したい」とか「高等遊民になりたい」とか書き散らしてきた。

大学を卒業して20年以上。正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトなど様々な雇用形態で、あまたの職場を漂流してきた。

私と同じように就職氷河期世代なら、職歴が多い人はめずらしくないんじゃないかな?

いくつもの職場を通り過ぎてきたが、どこも私の安住の地にはならなかった。中には好きな仕事もあったが、収入が低すぎたり長時間労働・サービス残業まみれのブラック労働で続けていくことは不可能だった。

有職と無職を何度も繰り返してここまできた。働くってことに私はずっと絶望してきたんだと思う。

そう、絶望。

20年以上、自分なりに、その時々の最適を探して足掻き続けてきたけど、なかなか思うようにいかなかった。

ほとほと疲れた。

そんな私にとって、セミリタイアは縋りつきたいほどの希望なのかもしれない。

人間関係から遠ざかりたい

子供の頃から他者とのコミュニケーションに苦労した。

大人になってからも人間関係に悩み続けてきた。人付き合いって本当に疲れる。会社という組織で働くなら人との関わりを避けて通ることはできない。

様々な職場を漂流し、多種多様な人たちと遭遇してきたからこそ、人間が嫌いになったり怖いと感じる機会も多かった気がする。

セミリタイアして労働時間を減らせば、人間関係の悩みやストレスから少し遠ざかれるのではないかと思った。人間関係の悩みを完全になくすことはできなくても、薄めることはできるかもしれない。

持病の重症化

数年前から持病が悪化してしまい、大学病院に通院し続けている。2年ほど前に大爆発して生活が困難なほど重症化したのだけど、昨年から新しい治療をはじめて、なんとか働ける状態を保っている。

でも、季節によってかなり悪くなってしまい、仕事内容によっては物理的に働けない身体状態になる。

持病の悪化で働ける時期や職種が狭まってきたことも、セミリタイアしたいと思う理由だ。

今後もし症状がおさまってきて、その状態を長年に渡って保てるとしたら、また選択肢は広がるかもしれないけど、今のところどうなっていくか不透明だ。

やりたいことがある

正社員だろうが非正規だろうが、週5日フルタイムで働いていると、時間って全然ない。

平日は労働でクタクタで、土日はただ無為に過ごすだけ。労働の疲れを癒すだけで1日が終わってしまう。

やりたいことはいろいろあるのに、全然できなかった。若い頃はまだパワーがあったのでかなりハードな労働状況でも並行して趣味に打ち込めていたけど、歳を重ねるにつれ無理がきかなくなり、40代になってからは、まったくできなくなった。

休日はだらだらネットしたり寝てるだけ。

セミリタイアして労働時間を減らして、やりたいことをやりたいって思った。

自分なりのセミリタイアっぽい生活を求めて

他にもいろいろ細かい理由はあるけど、大きくわけるとこの4つかな?

一口にセミリタイアといっても、年齢・環境・資産・生活スタイルなどによってその内容はかなり異なると思う。十人十色だ。

私なりの最適なセミリタイア生活を求めて、あれこれ試行錯誤してみたい。

セミリタイア

Posted by しがらみん