週5日労働・通勤電車がキツイしんどい・早く卒業したい

現在の派遣先で働くようになって、ことさら週5日労働がキツく感じる。しんどい。しんどすぎる。通勤時間が往復3時間かかるのは、以前の派遣先でもかわりはないのだけど、駅が異常すぎる。

現在利用している駅は、改札エリアによって風景がガラリと変わる街だ。JR、東京メトロ、都営地下鉄、私鉄・・あらゆる路線が乗り入れている都内最大級の駅といっていい。

これまでも以前の職場で通ったことのある馴染み深い駅で、知り尽くしているつもりでいた。が、今回の職場は、改札口、エリアがこれまで経験した職場とは異なっていて、さらに混雑ぶりがレベルアップして、なんかもう駅が毎日戦場みたいなんだよなあ。実際、鎧がほしいくらいだ。

これまで都内の様々な勤務地に通ってきた身としては、満員電車のあれこれを経験してきて百戦錬磨だぜ、と意味不明な自負すらあったのだが、年齢もあるのだろうか・・今回の職場は相当にキツイ。通勤だけで消耗が激しい。

こんな生活を続けるのは45歳くらいまでが限界だろう・・。

時給が下がってもいいから、近場で働くほうが肉体的・精神的ストレスも軽減されるだろう。

そう、満員電車に乗っていて、何が一番苦痛かといえば、肉体的な辛さよりも、精神的なストレスのほうがずっと大きい。毎日なにかしら苛立つ。苛立たない日のほうがめずらしいほどだ。

それくらい都内の通勤電車は異常だと思う。

その一方で、私はやっぱり都会が好きなんだよなあ。思うように歩けないほどの雑踏や、高層ビルに囲まれた道を歩いていると、ああ、なんだかホっとするのだよなあ。

仕事帰り、目の前には都会のネオンがギラギラしていて、誰も彼も受け入れてくれているような気がして、安堵するのだよなあ。

苛立ちながらも、結局は、ゴミゴミとした雑踏や混沌を形成する名もないひとりでいたいのかもしれないな。

田舎や自然に心穏やかになる一方で、都会の激しい輝きに惹きつけられ続けている。

まあ、それもあと数年で終わるだろう。そしたら、関東の片田舎で、ときどき都内へ行くような生活でもいいな。通勤で週5日通うには限界がある。

とにもかくにも、同じ職場でずっと定年まで働き続けるといった選択肢は、私にはないのだから。なぜなら私は漂流者なのだから。

仕事を転々としてきて、無職と有職を繰り返している身としては、これまでの20年近く、ある意味すでにセミリタイア的な暮らしだったかもしれないなあって、振り返って思う。

まったく意識的でなく、おのずとそうなってしまったのだけど・・。安定して長く同じ職場で働きたいと強く願って、正社員として働いた日々だってあったのだけど・・。

結果的にブラック労働で心身ともにバランスを崩しただけだった。いわゆる人間らしい生活ができる正社員という身分は、私には手に入らなかった。

せめて自分一人を食わせていけるように、まあ、やってこう。地道に貯金には励んでいる。一人暮らしの10年間がなければ、薄給ながら今頃もっと貯められていたかも?と思ったりもするのだけど、今振り返ってみて、一人暮らしの10年間は、すごく大切な時間だった。私にとって、なくてはならない時間だった。

あの頃を懐かしく思い出して、きっと私がまた一人暮らしになるのは、親を見送ったあとだろうなあと、ぼんやりと思う。

週5日労働から卒業したい。

そのために今できることを地道にやっていこう。何が起こるかわからない。病気になって働けなくなるかもしれない。災害が起こるかもしれない。抗えないような出来事が起きるかもしれない。何もわからない。

それでも、自分が納得して、これがいいと思える暮らしができるように、今を生きようと思う。

生き方・働き方,職場・労働

Posted by しがらみん