大変だったけどちょっとした自信を取り戻せた
2025年を振り返った前回の記事で、派遣の契約を終了したことを書いた。
とにかく業務量が多かった。仕事内容も多岐に渡り、常にマルチタスクでPCスキルもかなり必要なポジションだった。取引先との打ち合わせも度々あった(事務系派遣社員なのに名刺を持たされた。こんな派遣先はじめてだよ・・)
自分で言うのもなんだけど、「思った以上に仕事できた」というのが率直な感想だ。
効率よく業務を進めるために、自分なりにとにかく工夫した。正確に効率よく速く仕事ができるように、どんな些細なことでも試したり改善したりを繰り返してきた。まさにトライ&エラー&修正の繰り返しだ。
自分で自分を褒めるのもどうかと思うけど、今回ばかりは自分で自分を盛大に褒めたい。
でも、あれだけの業務量をこなせてしまった自分にも問題があったかもしれない。できてしまったからこそ、どんどん業務量が増えて負担が大きくなって大変になってしまった側面もある。派遣社員でありながら、その範疇を逸脱して仕事をやりすぎてしまったという実感はある。
私と同じ時期に辞めた別ポジションの派遣社員の人も、普通じゃありえない業務量をこなしちゃったから、派遣先企業としては「それが普通」って思ってしまっているのだろう。
でもさ、それ「普通じゃない」からなあ。あれできるの、普通じゃないよって言いたい。
けど、そうやって派遣の仕事を軽くみているから、業務量を改善しようとか考えない。3年で派遣社員を入れ替えてコストを抑えればいいって思ってんだろう。
本当に舐められたもんだ、随分下に見られたもんだ、と腹が立つが・・
それでも、2年くらいこの派遣先で働いてきて、手前味噌だが効率よく正確に速く仕事ができたなと思う。歳をとって衰えている部分ももちろん多いのだけど、これまでさまざまな企業で経験してきたことが活きている。
もっとこうすればこうなる、先の先を読んでこうだな、とか、むちゃくちゃ動けてしまった。
実は時給交渉したことがあり、少しずつあがっていって就業開始から1年後には200円アップした。しかし、正直200円アップした時給でもまったく見合ってない仕事量と内容だったと感じている。
今回利用した派遣会社は1年ごとに自己評価シートを提出し、派遣先にフィードバックをもらう制度があったのだけど、5段階評価で全項目5をもらった。一応、派遣先には働きぶりは評価してもらってはいたんだと思う。最高点にしてもらえたのは素直に嬉しかった。
ただ、評価してもらっているとしても、都合よく使われてる感は最後まで拭えなかったが・・。
何が言いたいかというと、業務量も残業も多くてかなりハードな派遣先だったけど、私は自信を取り戻せたぞ!ってことだ。
前の派遣先で理不尽な理由で切られてから、私はとても落ち込んだ。正社員Aの言いがかりだとしても「仕事が遅い。ミスが多い」と派遣会社の営業担当を通じて伝えられたときの衝撃。
そんな馬鹿な?今までそんなことがあったか?という頭をハンマーで殴られたような大打撃。すごくショックだった。だって仕事が遅いとかミスが多いという自覚がなかったから。思い当たらなかったから。
でも、今回の派遣先で働いてみて、「やっぱり自分大丈夫だ!」って再確認できた。
以前の派遣先での出来事(納得できない理由で契約を切られた)からは、ほぼ立ち直ったと言っていいんじゃないかな。
今回の派遣先での労働は大変だったが、自分で考え自分の裁量で業務を効率よく進められた。細かくルールを押しつけてくる正社員もいなかったし、重箱の隅をつついて小さなミスをあげつらう正社員もいなかった。そこらへんはおおらかだった。
最終的にゴールにシュートを決められるなら、その手順は私が自分で考え効率よく組むことができた。前任者から引き継いだものは自分なりにブラッシュアップした。
とにかく仕事は大変だったが、自分であれこれ考えて柔軟に業務を進めていけたことはなかなか悪くなかった。
今回の派遣先で契約を終了する頃には、私はニューバランスのインソールを購入して使うまでになったんだよ。
以前の派遣先で正社員AがいつもNマークのスニーカーを履いていたからこそ、ネガティブな記憶を想起させるスイッチとなってしまったニューバランスのNマーク。
ニューバランスの商品はひたすら避けてきたが、インソールとはいえニューバランスの商品を買って使うことができるところまできた。ここまでこれたっていう妙な喜びすらあった。
だから、今回の派遣先での労働は大変だったけど、ちょっとした自信を取り戻せたことはよかったと思ってる。
終わってみれば、ひたすらスッキリしている自分がいる。なぜなら、今回の派遣先は、個々のひとりひとりの働く人たちは、わりといい人が多かったんだよな。
いち企業という視点からみれば、昭和で時間がとまったままアップデートできずにいる古い体質の派遣先だったけど、その中で働いてる人たちはいい感じの人が大半を占めていたんだよな。
そこはよかった。だからこそスッキリ終了できた気がする。
派遣社員という雇用形態で働くからには、契約外のことをやりすぎてはいけないと考えてきたけど、今回の派遣先はそれがまったく通じなかった。派遣社員の扱いを完全に間違えてる派遣先だった。だから、働き続けるにはやるしかなかった。いくら訴えても変わらなかった。結果、私は3年を待たずして契約終了することを選んだ。
ちょっとした自信を取り戻せたことはよかったけど、派遣社員の働き方としては間違っていたと思う。でも、そうせざるをえなかったんだよな。
派遣先の要望に従って正社員並みの業務を続ける or 契約終了する の2択しかない。「業務分担を見直してもらう」や「人手を増やしてもらう」といったような他の選択肢は存在しない。
だから最終的には「契約終了する」という選択肢を選ぶことにした。私にはあの状況のまま3年完走することは難しかった。
いろいろ考えていると複雑な気持ちになるけど、でもまあ、やっとあの職場を脱出できて、また何かをはじめられるような、そんなワクワク感もあるんだ。























