何度働いても無職に逆戻りしてしまう【派遣切りで失う勤労意欲】
3月末で派遣切りにあい、またしても無職に返り咲いてしまった。
何度働いても無職に逆戻りしてしまうので、もう私には労働の適正がないんじゃないかと感じている。まあ、平たくいうと、労働に向いてないんじゃないか？と。
もともと勤労意欲に乏しいが、こう何度も無職に逆戻りしてしまうと、ますますアンチ労働になっていくなあ。
そんなこんなで、契約終了になることを2ヶ月以上前に伝えられたものの、次の仕事を全然探していなかった。派遣営業は「同じ派遣先で案件がありましたら紹介します！」と言ってくれたにもかかわらず、まったく紹介されないまま時が流れた・・。
一応派遣会社サイトの求人検索で、派遣先の案件が出ているか確認していて、「ああ、これ、派遣先の求人だ」というのがあっても、派遣営業から紹介されることはなかったし、自分からエントリーもしなかった。
ちなみに、派遣の仕組みをご存知ない方にお伝えすると、派遣の求人に企業名は基本載っていない。立地や業務内容、勤務時間等からだいたい企業名を把握できる。まあ、求人を日々眺めていれば、自然とわかるようになる。
また、ときどき企業名を公開した案件などもあるが、基本的には企業名は求人段階では伏せられている。派遣会社側から紹介があったり、エントリーして社内選考に進むと企業名がわかる場合がほとんどだ。
3月になって、派遣営業が同じ派遣先の別部門の案件を紹介してきたのだが、詳細を聞いて迷っている私にたいして、「しがらみんさん、悩まなくて大丈夫です。もし、しがらみんさんが、この案件に応募したとしてもこれから社内選考があって職場見学があって選ばれるとは限らないんです！！！」とのたまった・・。
ん？んんん？どゆことおおお！？
まあ、つまりは、私が希望したところで私に決まる可能性は極めて低い案件だが、仕事紹介しますよと言った手前、とりあえず同じ派遣先の別部門の案件があることをお伝えしました♪みたいなノリだったようだ・・。
おおう。なんだろうね、あの人たち（派遣営業）は、とりあえず仕事紹介しましたよ♪的な姿勢というかポーズだけは示さなきゃいけなかったりするんかね？わからんけど。
そういうことで、ますます勤労意欲を失った私は、契約終了まで1件もエントリーせず、また派遣以外の仕事を探しもせず、ただ愚直に（？）最終日までの日々を過ごしたのだった。
なんというか、クズと言われるのを承知で申し上げると、私は契約更新なしを伝えられたときから、すぐ次の仕事を探す意志はなかった。
自ら望んだわけでもなく唐突にやってきた無期限の長期休暇を受け入れよう、そう思ったんだ。
うん、そういうことなんだ。
コロナで求人自体が減っているし、私のように年度末で派遣切りにあった人も多いだろう。一体どれだけの人たちが仕事を失ったのだろう。失業者が多ければ多いほど、少ないパイを奪い合うことになる。コロナ感染者数も再び増加している中、新しい仕事にありつける可能性はむちゃくちゃ低い。
40代の自分にとって、好条件の仕事なんか見つからないことは目に見えている。感染リスクを抱えて都内まで往復3時間、週5で出社するのは厳しそうだ・・。最初からテレワーク可能な仕事にはなかなかありつけなさそうだ。
であれば？
まあ、しばらく休みつつ次のことを考えるかなあ・・といった気持ちになったわけなんだ。
もちろん、この先労働せずに生きられる蓄えなどないわけで、最終的には仕事を探すことになるのだろうけど、今すぐというのではなく、今後のことをもう少し具体的に考えつつ、コロナ情勢など様子をみながら行動したいなと思った次第なんだ。
いや、なんだかますます混沌としていく自分の人生をどう扱えばいいのかわからない。夜、わけのわからない不安で眠れないことがある。
はあ。なんか疲れる。とにかく今回の無職は、コロナというまったく予測のつかない魔物に左右される気がしている。コロナ収束が見えれば、きっと求人も増えてくるかもしれない。が、まったく先がよめないのだよなあ・・。