新派遣先の地獄の引き継ぎ期間に落ち込んだ日々【前任者はグレーゾーン】
新しい派遣先で働きはじめて数週間経ったのだが、様々なトラブルに見舞われて、毎日「ぬわんじゃ、こりゃああああ!!!」という日々を過ごしている。
というのも、派遣会社営業に100%非があるヒューマンエラーにより、入社手続きに大変な不備があったのだ。おかげで、前任者からの引き継ぎ期間、業務とは無関係のシステムエラーにひたすら対応せねばならなかった。
しかもその不備が完全に解消されたわけではなく、表面上なんとかリカバリーしたかな?程度であって、今後も不具合が出るかもしれないという。
最悪なスタートとなった。
それだけでも十分落ち込む事態だったのだが、あまつさえ前任者からの引き継ぎがあまりに地獄すぎた。前任者の言動・行動・視線の動き・・様々な点から、なにかしら病的なものを感じとった。
私の感覚に間違いがなければ、この人は、グレーゾーンの人、それも限りなく黒に近いグレーの人のように思えた。
就業して2日目から、「それ昨日言いましたよね」「それもうお伝えしましたよね」を1日30回くらい連呼する。何かを説明する度に、枕詞のように「以前言いましたよね」を毎日言われ続ける引き継ぎ期間だった。
正直、入って間もなく、派遣先の企業自体の環境がわからない中で、あまりに配慮のない引き継ぎだったと感じている。これまで、自分自身、誰かに仕事を引き継いだり引き継がれたりといった経験は幾度となくしているが、こんな態度の人ははじめてだった。
たとえば、同じことを何度も伝えたにもかかわらず、それを忘れてしまっているというのならまだわかる。だが、そういったレベルのことではない、ちょっとサラっと伝えられたようなことにまで、「それ言いましたよね」を強い語気で言われ続け、正直、心がポッキポキだった。
さらに困ったことに、前任者が勘違いして認識間違いをしていることにまで、「私はちゃんと伝えた!間違えたのはしがらみんさんだ!」といったように強烈に攻撃してくるのだ。
なぜか攻撃対象は私だけで、私以外の正社員たちには怖いくらいへりくだり、愛想を振りまき、おべっかなどを述べている。
派遣先の指揮命令者に前任者の暴挙を伝えたところで、わかってもらえない可能性が高いだろう。だって、そういった態度をされているのは私だけなのだから。
引き継ぎが数日経ったところで、かなり落ち込んでいた。100%派遣営業の重大ミスによって引き起こされた不具合が解決しないことも、さらに私を深く落ち込ませた。
ただ、前任者は、引き継ぎ期間が終了したら、この職場を去るわけだ。つまりは引き継ぎ期間さえ我慢して乗り切れば、あとは私の好きなようにやればいいと思って、なんとかやり過ごした。
また、前述した通り、前任者に病的なファクターを感じ取ったこともあり、ここはグっと我慢し、やり過ごすことが一番いいという結論に達した。
そう、前任者は、後任の私に意地悪しようとか貶めようとかいじめてやろうとか、そういった意図はないようなんだ(意図はなくとも、私は十分自尊心を傷つけられたが・・)
つまりは・・非常に濃いグレーゾーンの人間であって、すなわち病的な存在だった。おそらく、一人ポジションの仕事で、業務上、他の方々と深い連携がそれほど必要なかったために、あまり明るみに出ずやってこれたのかな?と推測する。
ともあれ、地獄のような引き継ぎ期間をなんとか終えることができた。ひとりポジションなので不安な面もたくさんあるが、自分が仕事しやすいように、いろいろ模索してみたい。
派遣先企業は大企業で、快適な労働環境だ。オフィスのある高層ビルには、あまたの企業が入居しており、そこで働く人々が利用できる食堂があるのだが、それがかなりいい感じだ。
温かくて美味しい料理を日替わりで食べられて、ランチはとても満足している。しかもひとりで気楽に食べられている。
また、職場の人たちも今のところ、全体的に悪くない雰囲気だ。私以外は全員正社員という部署で、派遣社員は私ひとりだけというポジションなので、懸念がなくはない。
が、今のところ、それほど不都合は感じていない(これからどうなるかわからんが・・)
前回の初回で終了した派遣先も初日はランチをおごってくれたが、今回の職場は、ランチを数回ご馳走してくれて、歓送迎会まであった。前任者の送別会の抱き合わせで、ついでに私の歓迎会もしてくれたのだと思うけど、余裕がある部署のように感じた(まあ、経費だけど・・)
今後、仕事を続けていくにつれ、また別の問題など発生するかもしれないが、とりあえず、労働環境や定時で帰れる等々、今のところ、私の希望条件から外れていないように思う。引き続き様子をみてみたい。
なぜ前任者はこんな理不尽な引き継ぎをしたのか? 私なりの考察を書いてみた↓
自分が正常だと言い切れる人などいるのだろうか? グレーゾーンについて書いた↓