過剰供給の女 ・派遣先の女王様その2
私の身近にいる過剰供給の女、正社員の山梨さん。
「過剰供給の女・派遣先の女王様その2」
はじまりはじまり〜。
前回の記事はこちら↓
『過剰供給の女』とは?
派遣先の正社員・山梨さんの話に、肯定しか許されない私たち派遣メンバー4名。
派遣メンバー間の同調圧力も相当なものだったが、正社員・山梨さんとの攻防も、なかなかのストレス案件ではあった。
さて、そんな山梨さんが、どのような過剰供給の女であるか、そのあたりを書いていく。
派遣先で働きはじめてから数日経ったある日、朝、自席に到着すると、デスクの上に紙袋に入った箱が置いてあった。
他の派遣メンバーの席にも同じものが置いてある。中身はチョコレートの詰め合わせだったのだが、それは山梨さんからの頂きものだった。「すごく美味しくてハマってるの」ということだった。
そして、他の派遣メンバーたちは「ありがとうございます〜」と満面の笑みでお礼を言っていた。
私も、もちろんお礼を言った。美味しいものを貰えたのは素直に嬉しいと思った。と、同時に、これは1箱3000円くらいのチョコレートだと気づいた。
ん?こういうのを特に何の理由もなく差し入れ(?)するのって普通なのか?と。
その後も、休みにどこか行くたびに、お土産を買ってきてくれる。
どこにも行っていなくても、何か差し入れしてくれる。
それが過剰なのである。
そう!過剰供給なのである。
過剰なるお土産の数々
下記の記事でも書いたように、派遣メンバーたちもお土産の過剰供給をしてくるのだが、山梨さんの過剰っぷりはそれの比ではない。
海外旅行のお土産になると、食べ物以外にも、ちゃんとモノを買ってきてくれたりして、もう恐縮しっぱなしなのである。
いや、もう、そこまでしなくていいっす、お菓子1個でいいですー!と個人的には思う。
だって、疲れませんか?旅行のたびにお土産何買おうって考えてたら肝心の旅を楽しめなくないすか?
この2年間、一体どれだけのモノを貰ったのか、忘れてしまうくらいたくさんもらってしまった。
そして、なぜ山梨さんはそこまで過剰にモノを与え続けるのか?
考え続けていたら、なんとなく答えが見えてきた気がした。
続く↓