クビになった派遣先の求人がまた出ていた
つい先日、ネットで求人を閲覧していたところ、私がクビ宣告されて契約終了になった派遣の案件が載っていた。
5月頃にも載っていて、そのときは「4月から就業開始した私の後任の人、辞めちゃったっぽい?」と思っていた。
そして、最近になってまた載っている・・ということは、その次に来た人も辞めてしまったみたいだ。
契約終了になった派遣先の企業は、様々なポジションの求人を出すけど、私の後任ポジションの案件は、求人の詳細を確認するとその内容からハッキリとそれとわかる。
だから、私の後任ポジションの案件が度々募集していると思って間違いないだろう。
それで・・モヤモヤとした記憶の断片がはっきりと像を結ぶような感覚に陥った。
そういえば、私の前任者は、私が入ったときにはすでに辞めていた。理由は病気で来られなくなったということだった。
その前任者の前任者も、「コロナが怖いからという理由で突然辞めてしまった」とのことだった。
なんだか突然いなくなる人が多いな?とは思ったが、まあ確かにコロナは怖いし、突然病気で来られなくなる場合もあるだろうとそのときは考えていた。ただし、それらは建前の理由で、本当のところは違う可能性もあるな?と訝しむ気持ちもなくはなかった。
私が去って以降、半年ほどの間にどうやら2人が短期間で辞めているようだ。
正社員Aは、1年働いた私を理不尽な理由で契約終了にしたが、ひょっとして前科がある?と思えてきた。私以外の歴代の同ポジションの方々も、辞めさせられたり辞めざるを得ないところまで追い込まれた可能性があるかもしれない?
正社員Aって常習犯だったのかもしれない。正社員Aに好き放題させている上司も全然管理能力がない。やっぱり辿っていくと管理者に罪があるんだよなあ。ちゃんと組織として機能してないんだよな。
とにもかくにも、短期間で、新しい人が入っては辞め、また次の新しい人が入っては辞めるポジションって、やっぱり何か問題があるんじゃないかな?
私は自分に起きた出来事しか知らない。だから実際のところ、同ポジションを去っていった方々がどういった理由で辞めていったのかわからない。
でも、顔も知らない私の前任者たち、後任者たちを思い浮かべる時、彼女たちもきっと嫌な思いをしたのかもしれない・・と想像できた。
なんだかようやく自分の中で区切りがつきそうな気がした。
そうか、私だけじゃなかったんだなって。
おそらく正社員Aは、気に入らない人を辞めさせてきた過去があったんじゃないかな?
これまでも当たり前のようにやってきたことだから、私に対しても躊躇なかった。正社員Aにとっては派遣社員を取り替えることは「よくあること」だったのかもしれない。
そう考えていくと、正社員Aの独裁ぶり、それを容認する管理者、ひいては派遣先企業の腐った体質が浮かび上がってくる。
仕事の出来不出来は無関係で、正社員Aとうまくやれる人だけが続けていける・・そんなポジションだったのではないかな?
そうそう、これにて正社員Aの話題は書かないようにしたいと思う。
ブログに書くことによって怒りや悲しみの記憶が増幅され定着してしまう。
この一連の出来事を、そう簡単には忘れはしないだろうし、きっとこの先も、ことあるごとに思い出すだろう。
この半年、私は十分すぎるほど苦しい感情と向き合った。気持ち悪いほど吐きそうなほど、自分に非があったのではないか?自分が悪かったのではないか?と何度も何度も記憶を辿っては煩悶した。
もう十分だよ。次へ進みたい。