コロナからはじまったストレスの行方
コロナウイルスによって、心乱されることなく通常通りの生活を送っている人たちなどいないといえるほど、誰もが多かれ少なかれコロナの影響を受けていると思う。
私の場合、コロナが流行しはじめてから、明らかにストレスが蓄積され続けていると実感している。
たとえば以前も書いたアレルギーの悪化とか、もともとずっと子供の頃から持病としてあるものだが、今年の6月くらいから日常生活に著しく支障をきたすレベルでどんどん悪化し続けていて、身体的に不自由な状態が続いている(テレワークが多いため、なんとかカバーできているが、いつまで続けられるだろうか・・)
薬の量と種類が増え、薬漬けの毎日だ。
ひょっとして、コロナがなければここまで悪くならなかったかも?と思わなくもない(アレルギーはストレスに左右される側面があるので・・)
あと、詳細は書かないのだが、思わぬところでコロナの弊害があらわれてきていて、かなり悩んでいる。仕事とか病気とかまったく無関係で、私自身ではどうにもならない他者由来のことだ。
う〜ん、おそらくコロナがなければそういう状態にならなかったし気にならなかったことなんじゃないかと思うのだけど、コロナで人々の生活様式が変化したことによって顕在化してしまったこと、とでもいうのかなあ。
コロナ感染の恐怖はもちろんのこと、雇い止めや派遣切りなどで職を失うかもしれない経済的な不安、先の見えない漠然としたメンタル的な不安・・
それ以外にも、え・・なんでこんなことで悩まされるの?といったことにまで波及してきているようで、気が滅入る。
きっと誰もがそれぞれコロナによって引き起こされた生活の変化による日々の歪みに悩まされていることだろうと思う・・。
このままコロナ終息が見えず長引いていけばいくほど、ストレスは蓄積されていってコップの水があふれてしまう・・。
ひょっとしたら、凶悪な犯罪や不幸な事故や事件につながっていってしまう可能性もある。
最近、夜寝る前とか、ふと、とんでもない絶望感というか、背筋が凍るようなゾっとするような感覚が襲ってきて、でも、それをどうすることもできなくて、感情をうまくコントロールできない瞬間みたいのがある。
普段は隠されていたもの、見ないふりをしていたもの、耳を塞いできたこと・・そんな様々な断片的な感情や出来事が一気にブワっと隕石みたいになって無数に降ってきて直撃してきている感じ?
まあ、ただ隠されていただけでずっと存在していた感情や考えだったとして、コロナによって顕在化して、それらが否応無しに迫ってきて、ちょっとおかしくなりそうな感じかな・・。
派遣で働く自分にとって仕事を失うかもしれない経済的な不安はもちろん大きいが、それよりも、この先、自分を見失うことなく冷静に淡々と過ごせるだろうか?感情が自分をよくないほうへ連れ去るんじゃないかという制御不能な恐怖みたいなのが、さらに増幅していっている。