炎天下のアスファルトに転がる蝉と干からびたミミズと緑と青の境界線
わたくしは、しがらみん。アラフォーおひとりさま薄給派遣社員だ。
暑い。暑すぎやしないか、これ。
先日、だらだら近所を歩いていたのだが、アスファルトの上には蝉の死骸が転がり、干からびたミミズたちがへばりついている。
う〜む。蝉の死骸は、当たり前だが、そのままの姿の蝉のまま地面に転がっておる。
ありのままの蝉、といっていいだろう。
そっと手にとってみると、生きていた頃の面影そのままなんだった。
真夏の地面には、蝉の亡骸はゴロゴロしているね。
以前の記事『肉体を信じる・アラフォー独女の健康診断・2018summer』で少し書いたが、私は子供の頃、なかなかの野生児であった。
であるので、木にとまってミ〜ンミ〜ンミンミンミンと鳴く蝉を、ピシっと手づかみで捕らえることができた。
もちろん、すぐ逃す。
アラフォーの現在も、目線の高さの木の幹に蝉がとまっているのを発見すると、捕まえてみたい衝動にかられる。
蝉の抜け殻もすごくいい。地面に転がってる。炎天下の地面は、けっこう面白い。
ミミズは、干からびたミミズばかりだ。生きているミミズをここ数年みかけていない気がする。
子供の頃は、生きてるミミズ、土の中にたくさんいたがなあ・・。
最近は、いつも頭の中で、緑と青の境界線〜♪というフレーズが巡っている。くるりのNatsuno。
名曲だよな。みどりと、あおの境界線か・・。真夏の空を見ていると自然と脳内に流れてくる。
↑名盤だよな。くるりは、好きな曲いっぱいあるよ。普段、私の頭の中では、たいてい音楽が巡っているのだけど、くるりの曲はわりとよくかかる。
といっても、熱心なファンとかではなくて、実はくるりのことはよくは知らないんだ。純粋に音楽だけ聴いて、いいなと思っている類の層だ。
夏っていう季節は・・嫌いじゃない。
刹那って感じの季節だよな。私がもっとも好きな季節は秋だけど、秋に至る前の夏の輝きはかえがたいものだ。
それも、あっという間に終わるよ。そして、夏が終わると、燃え尽きたようになって、気づいたら年末になっているのさ。
そして、ああ、今年も何もかわりやしなかったと、飽き飽きだぜと。そう思うんだろうよ。