おひとりさまのお金のかからない娯楽(アラフォー独女の場合)

2018年4月17日

わたくしは、しがらみん。アラフォーおひとりさま薄給派遣社員だ。

ひとりでお金がないと日々を楽しめない?

いやいや、そんなことはない。ひとりでも、お金がなくても、楽しめる世界はすぐそこにある。私の思う娯楽の生み出し方を書いていこう。

読書

おひとりさまなら、ひとり上手なひとがほとんどなはず。ならば読書が最強だ。他者と共有しなくていい。いや、むしろ共有して楽しむ種類のものではない。

私の喜び・悲しみ・怒りは、私ひとりだけのもの。

読書はその感覚を圧倒的に育てると思う。徹底的にひとりで考えてひとりで味わい尽くすもの。それが読書。
もちろん、同じ本を読んで抱いた感覚が誰かと一致したときの喜びはある。けど、基本、読書って、たったひとりで向き合うものだと思うのだよなあ。どんな種類の本であっても。(紙芝居とかお母さんが読み聞かせる絵本などは別として・・)

図書館に行けば本は腐るほどあるし、大型書店で延々と立ち読みし続けたっていい。Kindleでも、マンガから名作文学まで、無料で読めるタイトルがたくさんある。

音楽・映画・ラジオ

読書と似ているけど、読書に比べてひとり感はやわらぐかも。特にラジオは他者がそこにいるような感覚がありながら、ひとりで楽しめるのがいい。

radikoでけっこうラジオを聴く。面白い。いや、ラジオ面白いよ!現在も、いわゆるハガキ職人的なひとたちがたくさんいるんだな、と。投稿ツールは、ハガキやFAXからメールなどに変わったかもだが、ハガキ職人的な魂は、いまだラジオを熱くさせるものだね。 

音楽も好きだ。好きな音楽がたくさんある。何度も何度も同じ曲を聴く。
今まで好きだった曲をひたすら聴いたりするので、お金はかからない。
映画館にはほとんど行かなくなったが、録画した映画など観ればお金はかからない。

娯楽つながりで。アルバムタイトルの「世界の娯楽」っていうフレーズ、インスピレーション沸きまくる。「ビデオ買ってよ」名曲だよね。こども心に、この曲なんじゃあ!?って衝撃だった。
当時、カセットテープに録音して聴いてたなあ。姉が聴いてたので自然と知ったんだよな、カステラ。

街歩き(ただ歩く)

一人暮らしをしていて無職になったとき、電車賃を浮かせるために、池袋まで片道約1時間かけて歩いていた。歩くことはまったく苦にならない。

街中の怪し気な光景、古いお店の外観、看板、おかしなひとたちの行動・・飽きることはない。あの頃ほど意味なく歩き続けることはなくなったが、ひたすら歩くのは、娯楽としかいいようがない。

何か作る

やはり何かを作ることは楽しいもの。

こどもの頃、工作が大好きだった。図工が得意だった。今もずっと何かを作ることが好きだ。
GWの9連休には、久しぶりに洋服でも作ろうかなって考えてる。最近、たんまり布を購入したんで。
まあ布代はかかりますけど、作る喜び+自ら着る楽しみを得られるのなら安いもの。
普段、財布の紐はむちゃくちゃかたい私ですが、材料代となると、とたんに緩んであれやこれや買ってしまう。材料を探してるとき心から楽しい。もう、材料まみれ。
他にもけっこう何でも作る。他者にとってはどうでもいい、いらないものばかり作ってる。

最近の風潮として、何でもすぐ買って済まそうとする、というのがある気がする。そして作るにしても「簡単にできる!」みたいな謳い文句に惹かれちゃったりして?(手芸などの手作りキットにそういうの多い気がする)
でも、それは違う。声を大にしてもう一度言う。

それは、ちが〜う!

簡単にできるものが楽しいと思うのは一瞬。簡単じゃないからこそ、こだわって執着してやり続けるのじゃないか?
「誰でも簡単にできる♪」みたいなのが謳い文句の商品を、私は疑いまくる。
超絶うたがう〜!

娯楽は自ら生み出すもの

お金があればあるほど、娯楽の選択肢は広がるとは思う。お金がなければ見られない景色があるには違いない。

でも、お金がないからといって、娯楽がない、日々を楽しめない、なんてことはない。
むしろ、自ら考えて娯楽を生み出すのだから、そっちのほうが面白くないか?
まあ、低所得者の負け惜しみと言われてしまえばそれまでだが、私は、自ら娯楽を生み出す今の生活をなかなか悪くないと思っている。