なぜお金持ちは「お金持ち」とわかるのか

2018年5月9日2019年11月8日

たとえば、日常生活の中で出会った相手に対して「お金持ちだなあ」と感じる瞬間はないだろうか？

私は、ある。

では、なぜその相手を「お金持ち」だと感じるのか？個人的見解を書いていく。

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なぜ「お金持ち」だと認識できるのか？

以前の記事でもさんざん書き散らした、派遣先の女王様・山梨さん。
私は、山梨さんのことをお金持ちだと思っている。

山梨さんについてはこちらを読んで頂くと幸いだ↓

過剰供給の女・派遣先の女王様その1

与える人間、利他の精神・・すばらしいと思う。世の中には、見返りを求めず、与え続ける種類の人たち ...

https://shigaramin.com/2018/03/hakensaki-queen1.html

これまでの彼女のマウントエピソードから、お金を持っているだろうことは伺いしれる。
住んでいる住宅は、かなり特殊であり、その価格を想像するに、億をくだらない。そんな住宅を購入しローンはすでにないという。また、その他さまざまな要因から、お金持ちなのだろうと思っている。

が、ちょっと考えてみてくれ？

もし彼女が自らそういった情報を発信しなければ、私は山梨さんを「お金持ち」だと認識しなかった。
そう。つまりは、「お金持ち」と認識されている人は、自ら「お金持ち」であることを他者に伝えているから、私たちは、その人が「お金持ち」だとわかるんだ。

※野球選手や芸能人、ミュージシャン、作家、実業家など、誰もが知っているような有名人は、当然、その働きぶり・知名度から「お金持ち」だとわかる。こういった有名人に関しては、あらかじめ誰もが「お金持ち」だと認識しているので、例外ケースとする。

お金の使い方でも「お金持ち」かを判断できる。

たとえば、しょっちゅう高いランチを食べ高級店でディナーする、といったような話をされたとする。そんな相手に対して、お金に余裕があるのだな、と判断する。
また、身に着けている服やアクセサリー、バッグなどの持ち物が、わかりやすいハイブランドだったりすると、お金持ってるなあと思う。

そう・・つまりは、「お金持ちだと認識されている人」は、自らの発言・行動・身につけている物などから、自身がお金を持っていることを発信しちゃってるのだ。

派遣先の女王様・山梨さんにしても、聞いてもいないのだが、ご自身の個人情報を流してくれるので、「あー、お金持ちなんだな」と認識できた。

もし、山梨さんから様々なエピソードを聞かなければ、私は彼女をそのように思わなかった気がする（もちろん、大手企業の正社員という時点で、所得は高いと想像できるが、その一点のみで、「お金持ち」という認識はしなかった気がする）

本人からではなく周りの誰かから聞いたとしても、周りの誰かは一体どのようにしてその情報を知ったのだろう？
当然、山梨さん本人が誰かに言わなければ知られることのないような情報なのだとしたら、やはり発信源は本人なのだ。

つまりは、「お金持ち」だとわかるひとは、自ら「お金持ち」であることを過剰に発信している。
「過剰に」というところがポイントだ。私は、なんとなくこういうひとは、お金を持ってはいるのだろうけども、あまり豊かではないなあと思う。

逆に、お金を持っていても、それとわかる情報を自ら発信しないひとは、「お金持ち」と認識されづらい。であるので、世の中には、お金持ちだとわからない「お金持ち」がけっこう存在するのでは？と、私は考えている。

つくづく、お金を持っていることと、豊かであることは、イコールではないと感じる。
そもそも、真に豊かなひとは、「お金持ってます」エピソードを自ら好んで発信しない気がする。お金を持っていることを誇示するような行動をしない気がする。それをしちゃって、マウントをとろうとしてくる時点で、魂が貧しい。

私たち派遣メンバーのような薄給で働いている下々の者たちにマウントしてくる時点で、なかなかの魂の貧困ぶりだ。彼女が真に満たされているというのなら、マウンティングなんてする必要ないはずなんだ。

真の豊かさとは、決してお金ではない。
なにきれいごとを言ってる？と思われるかもしれない。中年薄給派遣社員の戯言と思ってくれてかまわない。が、やはり真の豊かさはお金ではないのだよね。これは考え尽くして思考が一周したところで気づく。真の豊かさとは、決してお金ではない。

世の中には、ユニクロを着てボロアパートに住んでいても、豊かなひとたちってたくさんいると思う。彼らは決して誇示しない。そうすることになんら意味がないとわかっているから。

いつでも魂は平等。

派遣先の女王様・山梨さんの話を聞いていると、ウンザリするのだが、ちょっと面白くもある。どうしたらこのような貧しい魂になるのだろう？観察の対象にしている。彼女の魂の貧困は救われないだろうね。

つくづくお金を持っているからといって、豊かではないなと。
彼女をみていると、不自由だな思う。
まあ、お金はあるに越したことはないが、お金に対する向き合い方で、その人の生き方が見えてくる気がする。お金自体には、キレイも汚いもない。あるかないか、ただそれだけ。

願わくば、お金持ちだとわからない「お金持ち」、真に豊かな人間になりたいものだな。