辞めるとなると何もかもどうでもよくなる

わたくしは、しがらみん。アラフォー漂流おひとりさま派遣社員だ。

さて、年末年始の休みが終了し、月・火・水・木・金働いた〜♪
すぐ通常通りのサイクルに戻り、あっという間に休み気分は抜けた。

とはいえ、もうすぐ契約終了する身としては、もう、何もかもどうでもいいのだ。

昨年末くらいまでは、苛立ちや怒りを感じることが多かった日々だったが、もう出勤日が残りわずかになってきて、終了のゴールがはっきりと見えてくると、不思議と静かな気持ちだ。

相変わらず群れ続け、アラフォーにしてキャッキャウフフし続けている派遣メンバーたちには辟易するが、それも、そろそろ見納めとなる。
まったく気にならなくなったと言えば嘘になるし、なぜ職場で仲良しごっこをするのか未だに理解できないでいるが、永遠に群れ続けてくれたまえという気持ちだ。

業務に関しては、最終日まで粛々とやり続けたい。今回の職場でよかったなと思ったのは、引き継ぎがほぼないことだ。
チームの派遣メンバー4名(私も含む)は、全員が同じ仕事を共有し同じようにすることができる。
だから、私が欠けたところで、何の影響もない。これまで4名でやっていた仕事を3名でこなすとなれば、ひとりひとりの仕事量は増えるとは思うが・・。私の後任者のことなども、まったく情報が入ってこないので、何もわからん。

これまで、様々な職場で働いてきたが、やはり辞めるときに引き継ぎがあり、けっこう大変だったなと記憶している。
今回の職場は、それがないので、気持ち的には楽だ。それはよかったなと思う。

今まで、様々な職場を漂流してきて、辞めるまでは、あれこれ悩んでモヤモヤして、心に大きな石が置かれているように思うことが多かったが、どの職場にも共通しているのは、時間と共に忘れていく、ってことだ。

中には、夜眠れないほどに苦しく悔しく割り切れない思いをした職場もあったけど、次第に忘れていく。あれほど思い出しては悔しかったと思ったことを、それほど思い出さなくなり、気づくと、すっかり過去の出来事として、自分の中で消化できていることに気づく。

今回の職場は、労働環境はとてもよかったと思う。それらに不満はまったくなかった。
群れる派遣メンバーたちや正社員とのしがらみの人間関係については、3年間、悩み続けて体調不良の一因になったほどだった。
それでも、彼女たちは、ただ過剰に群れているというだけで、たとえば私に対していじめ的なことをするとか、陥れようとするとか、奸計をめぐらすような種類の人間ではなかった。
そう・・彼女たちは、例えるならば、”あらゆる多数決で、どんなときも多数側にいる善良な市民”といったところかな。
だから、総じて、決して悪くない職場だった。
だからこそ、勤務終了したら、ものすごいスピードで忘れていくだろうと思う。

職場を去るたびに、様々な思いにとらわれるが、何もかもどうでもよくなり、どんな職場であっても過去になるということだけは変わりない。
今回の職場も例外ではない。

生き方・働き方

Posted by しがらみん