【1日徒歩23km】ひとりで花見がてら長距離散歩した

まだまだ花粉が気になるけど、せっかくの桜の季節だし、花見も兼ねて長距離散歩をしてきた。

自宅を出発し、まずは隣の市の図書館へ。その後、大きな公園をプラプラ。ブルーシートを敷いて花見をしている若者や中年の集団、家族連れ、友人仲間、カップル、老夫婦、私のようなひとり者など、様々な人たちが行き交っていた。

その公園からほど近い場所に、地元の人しか知らないような桜並木があるらしい。せっかくだから歩いてみるかと、起点からスタートしてみたら、想像以上に長かった。

5kmくらい続く桜並木で圧巻だった。ずっとひたすら桜。それほど有名ではないので観光地化してなくて、屋台とかそういうのもまったくなく、ひたすら、そうただひたすらずっと桜を眺めながら、歩く。歩き続ける。

ある意味、真の花見。

そういう場所だからか、私のようにひとりで歩いている人もわりといて、意外にも私より年上の60代、70代とおぼしき女性がひとりで歩いているのをけっこう見かけた。

なんとなく、自分の10年後、20年後はこんな感じかな?と考えたりもした。悪くない。ひとりで桜の季節に自分のペースで楽しめること。

夫婦や子連れの方々を眺めていると幸せそうだなと思う一方で、ひとりで静かに歩いている高齢女性のほうに心が傾くんだ。

なかなか悪くない。きっと私もこうなるだろう。というかすでにその域に足を踏み入れている。

桜並木の先には、大型施設があって、そこでひと休みした。有料エリアがほとんどだけど、無料でもけっこう楽しめる。以前、電車で来たことがあるが、そこへ徒歩のみで辿り着けたという喜びは大きかった。

ちょっと変わった書店があって、棚が面白い。テーマを決めて棚が作られていていろんなジャンルの本がごっちゃに置いてある。

「生きる×いろんな人生」って棚に「最強伝説黒沢」が置いてあって、ちょっと笑った。そうだよな、黒沢の人生。いろんな人生。若い頃福本伸行にハマって、黒沢の単行本は持ってるから読み返したくなった。

家に帰ってアプリを確認すると、約34000歩で23kmだった。歩数計アプリは4つ入れてて、アプリによって誤差があるんだけど、だいたいそれくらいだった。

昨年末に突如「歩くこと」にドはまりしてから、一番歩いた。これまで最高でも17kmくらいで、20kmは越えてなかった。

20km越えて歩いた感想としては・・

ほとんどの時間歩いてたな、って感じだ。

もちろん途中昼食をとったり、休憩したり、歩いてない時間もあるけど、ほとんど歩いてた気がする。

足よりも肩が痛かった。図書館で借りた本を入れてたり、途中で寄ったスポットで無料の冊子やらチラシやらリュックに詰め込んで荷物が重くなっていったからかな。

全体的には、意外にもまだ余力があると感じた。かなり疲れてヘトヘトだったが、もうちょっと歩いても大丈夫そうだとも思った。

この先の目標としては、20km〜30kmくらいを難なく歩けるようになりたい。やっぱり20km越えて歩いてみて、かなり疲れたし、余裕って感じではなかったから。

それで、その先はもっともっと距離を伸ばしていきたい。

一体自分がどこへいこうとしているのか、よくわからなくなってきたけど、とにかく歩きたいらしい。