【長距離散歩25km】超低山に迷い込み命の危険に晒される

ウォーキングを本格的(?)にはじめて、過去いち危険な道のりを経験した。

googleマップをみていると、ときどき「これ、道なのか・・?」と疑いたくなるような、空白エリアに道らしき曲線がたった1本うねっているときがある。

今回は、目的地の手前にそんなエリアがあって、最短ルートだったこともあり道なき道(?)らしきルートを進んでみることにした。

鬱蒼とした森、雑木林といったエリアで、道もほぼ山道のようだ。そして、休日だというのに人が全然いない。

大きな蜂が目の前に現れ、かなりパニックになる。こええ。

道が何度も二股に分かれるので、一体どこを歩いているのかわからなくなる。途中、ざっくりとした周辺マップの看板や名称が記載された木の板みたいのが刺さっているが、それを見ても自分がいる場所がわからなかった。googleマップで検索しても、詳細が載っておらず冷汗をかきっぱなしだった。

足を踏み入れたときは、ポツポツと人とすれ違ったが、暗く湿った雑木林の谷底のような空間に進んでいくにつれ、だ〜れもいなくなる。鳥の鳴き声が静かな空間に高らかに響き渡り、生い茂った木々の向こう側でザワザワと何か動物らしき気配がする・・。

いや、本当に命の危険を感じた。今ここで人間が潜んでいて襲われたり、動物が飛びかかってきたら確実に自分終わるなって思った。

低山でも遭難する人がいると聞いたことがあったが、なんとなくその理由がわかった気がした。道が複雑に分かれていくので、まるで迷路に迷い込んだみたいに抜け出せなくなる。

勘を頼りにひたすら歩き続けていたら、急に視界が開けて、”展望台”という名称がついたエリアに辿り着いた。眼下には街並みが広がっている。

ああ、よかった。こんなすぐ近くに住宅街があるじゃないか、と安堵した。

知らないうちに超低山を登っていたらしい。恐るべし長距離散歩。

いろんな場所を歩き続けて、1日で25kmほど歩いた。着実に距離を伸ばしていっている。

ただ、同じ25km歩くにしても、平坦な道と山道のようなアップダウンのある道では労力に違いがあると思った。

平坦な道で比較的人通りがある街並みなら、トイレも見つけやすいし目印になる場所も多いから歩きやすい。でも、謎の森みたいなエリアだと、かなり精神的にも肉体的にも疲弊した。

あと、ひたすら車が行き交う道路で両サイド森みたいな道も、これ、ちゃんとマップ通り進んでいるのか?って不安になったなあ。

民家も店もなんもない。目印になるものが何もない。ひたすら巨大な道路と森。そんだけ。そんな道のりが5、6キロ続いたとき、かなり不安になった。

ときどき自転車が私を追い抜いていくが、歩いている人はほとんどおらず。5、6キロの間にすれ違ったのは2、3人のみ。

長距離ウォーキングは、予想外のことがあったり見たことない景色が見られてそれが醍醐味ではあるんだけど、危険もあると痛感した。時間帯とか場所とかに注意してやったほうがいい。

にしても、1日で25kmくらい歩けるようになってきた。まだ30kmは歩いたことないけど、平坦な道(険しい道じゃない)なら、イケそうな気がする〜。

けど、無理は禁物なので、しばらく25km前後の長距離散歩を楽しみたい。

ウォーキングをはじめた頃は1万歩歩いたら、「けっこう歩いたな」と感じたのに、今じゃ1万歩じゃ歩き足りないと思うようになった。

10km歩いたときは、かなり歩いたな〜!って達成感がすごかったのに、今じゃ10km歩いても達成感はほとんどないんだ。

おそろしい。

もっともっと歩きたいという欲望が生まれるが、40代後半の自分の身体は実際のところかなりガタガタなので無理しないほうがいい。

今後もマイペースでいろんな場所を歩いてみたい。

にしても、最近はウォーキングブログっぽくなってきたなあ。

長距離散歩・ウォーキング

Posted by しがらみん