今のところ伊能忠敬界隈を名乗れそうにない

私は伊能忠敬界隈を名乗れるのか?

以前の記事で、「徒歩界隈(なんてものがあるのか不明だが)」ということを書いたら、記事を読んでくださった方から『徒歩界隈的な言葉で「伊能忠敬界隈」というものがある』というメッセージをいただいた(メッセージありがとうございます)

そのときはじめて「伊能忠敬界隈」という言葉を知った。これまで耳にしたことがない言葉だった。

伊能忠敬界隈って、なんじゃろ?

調べてみたところ、以下のような意味のようだ。

「伊能忠敬界隈」という言葉は、日本中を長い時間をかけて歩いて測量した伊能忠敬にちなんで、「(仕事や趣味で)歩く機会の多い人々」のことを指す言葉であり、1日に40km以上とか8時間以上とか、普通の人から見たら異常なくらい長い距離を歩く人に対して使われているのだという。

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/chizu3/2007034.html

ほーお。そんな言葉が流行っているとは知らんかった。今、長時間歩く人が増えているのかもしれない。

それで、この定義だと、私が伊能忠敬界隈を名乗れるかは微妙なところだ。

1日に40kmってのは、現段階では未踏の領域だな。私が歩く距離は、1日25km前後で週末ウォーカーだから、毎日この距離を歩いてるってわけじゃない。平日は仕事があるので、なかなか難しい。

いや、1日40kmって相当な距離だよ?

自分が25km歩いてて思うのは、やっぱり時間がかなり必要だよ。特に私のような中年女性の場合、歩くペースがそんなに速くないので、1日40km歩くとなると10時間以上はかかるんじゃないかな? 休憩したり、疲労によるペースダウンも考慮すると11時間とか12時間とか、それ以上かかる可能性ありだと思う。

いや、伊能忠敬界隈のハードル、思った以上に高いなあ。

気になって、さらにネットでいろいろ調べてみたら、1日40km以下、8時間以下の歩行でも「伊能忠敬界隈」と名乗っている人たちを多くみかけた。ざっくり「たくさん歩く」という意味で「伊能忠敬界隈」って言葉が使われているようだ。むしろ1日40km以上歩いてる人のほうが圧倒的に少ない印象だ。

伊能忠敬界隈。

伊能忠敬って、55歳から測量をはじめたらしい。ということは、現在40代後半の自分のほうが年齢的にはまだ若いってことだ。

まだまだ歩けるはず。

1日30km、40km・・と距離を伸ばしてもっともっと遠くまで歩けるようになりたい。だけど、現段階では自分は「伊能忠敬界隈」と名乗れる領域には達していないと感じるので、自ら「伊能忠敬界隈」と名乗ることはしないでおく。

単純に「徒歩界隈」とかでいいかなって気はする。

地図と長距離両方を極められたら、はじめて「伊能忠敬界隈」入りできるかもしれない。まだまだ先のことだ。

それにしても、「伊能忠敬界隈」って言葉が流行るってことは、歩いてる人けっこう多いんだなあ。

長距離散歩・ウォーキング

Posted by しがらみん