【長距離散歩再開】25km歩いて感覚を取り戻す

10月に入ってようやく気温が下がってきたので、長距離散歩を再開した。

10km程度ならたまに歩いていたが、夏の間は20km以上歩くのは熱中症の危険もあり控えていた。

久しぶりに1日25km歩いたけど、やっぱり歩くのは面白すぎた。

足りないものがあるのだとしたら、「時間」だ。長時間・長距離を歩き続けるには、やっぱり時間が必要なんだよな。週5でフルタイム労働なんかしてたら、なかなか歩く時間を捻出するのって難しいよな。だから現状週末ウォーカーにとどまっている。

長距離ウォーキングをはじめてから、ときどき行く大型商業施設へ往復した。ここへは片道10kmくらいなので往復すると20km。大型商業施設とその周辺をひたすらウロウロし続けて+5kmってところだ。

かつての私なら帰りは電車に乗ってしまうところだが、今の私なら余裕(?)で往復できるんだぜ。

あきらかに体力の向上を感じる。

自宅から大型商業施設へ歩いて行くには、複数のルートがあるのだけど、今まで通ったことのない道を進んでみた。

そうすると新しい発見があって、それがまた刺激的なんだ。

目的地へ辿り着くには、ルートはひとつじゃない。別に歩くことだけじゃなくて、あらゆる物事に当てはまることだとあらためて実感するんだ。

住宅街が面白い。細い路地裏に、小さな個人経営のスポーツ用品店と小さな美容室が隣合わせになっている。

スポーツ用品店の壁には、共産党とれいわのポスター。その隣の美容室のガラスにはデカデカと参政党のポスター2枚が貼ってある。

それが目に飛び込んできたとき、思わず笑った。この店主たち、仲悪いだろうなあ!真逆だもんな。左と右で。

そういう光景に出会えるのが長距離散歩の醍醐味なんだ。

踏切で電車が通過するのを待っていると、目の前に関東エリアのいのちの電話の電話番号が記載された看板が立っているのに気づいた。

いや、これまで何度もいろんな道で踏切待ちをしたものだが、いのちの電話の看板ははじめて見たかもしれない。身を投じる人が多い踏切なのか?

歩くことで気づくことがある。脳への刺激がすごい。

コンクリートにネズミの死骸が転がっている。突然足元に現れたネズミの息絶えた姿に狼狽する。思わず声を上げて、ヒャっ!!!と文字通り飛び跳ねてしまった。久しぶりにネズミの死骸見たな・・。

長距離散歩をするようになって、目的地を設定して歩くことが多いのだけど、出先でお金を使う機会が増えた。休日はほぼ引きこもっていたここ数年に比べて、今年は外食費がかかっている。

物価高もあって、以前はもう少し安く食べられたフードコートやチェーン店など、ランチで1000円超えてしまうことも増えた。あと、ついついお茶をしばいてしまい、長距離ウォーキングのたびに地味にお金が出ていくなあ。

でも、まあそれもよしとすることにした。

ここ数年は老後資金のためにお金を貯めることに躍起になっていた気がするが、あんまりケチケチしないで使っていこうと思う・・。

あと、以前も書いたけど、長距離ウォーキングするようになってから、歩くための出費ってのがけっこう増えた。

快適に長距離散歩するために、次から次へとほしいものが出てきてしまう。

スニーカーも帽子も靴下もウェアもリュックも、より長距離を歩くためにもっと適したものがほしい!ってなってる。

まあ、でも、以前より出費が増えたといっても、たかが知れてる。ささやかな出費だよ。そんな程度で十分満足だし、基本歩くことは、他のさまざまな趣味と比べて、お金はあんまりかかってないんじゃないかな。

山に登りたい気持ちもあって、もし登山が趣味なら装備にかなりお金はかかりそう。でも、熊の被害が相次いでいて、本当に怖い。リアル百合熊嵐。

試しに登ってみようと思っていた低山のあるエリアで熊の目撃情報があり、やっぱり今は登山はやめとくか?って気分になりつつある。

とりあえずは、このまま長距離散歩を続けつつ、登山はおいおい考えたい。

これからどんどん気温が下がって、長距離ウォーキングがはかどりそうだ。楽しみだ。冬は最も体調がいい季節なので、血の滲むような遊びはこれからだな。

長距離散歩・ウォーキング

Posted by しがらみん