個性的でユニークな人々・コールセンターその3

2018年4月25日

感情労働と言われ、ストレスフルで疲弊した職場のイメージのコールセンター。
コールセンターに約3年間勤務したときの思い出を書いていく。

以前の記事はこちら↓

コールセンターで働くひとたち

業務内容によって働いている人たちの種類もかなり異なるように思うのだが、私の勤務していたコールセンターは、20代〜50代まで幅広かった。

男女比は3:7くらいだろうか?女性のほうが多かったが、まあまあバランスのとれた構成だったように思う。年齢も、特定の層に偏ることなく、まんべんなく散らばっていた。

働いているひとたちは、平日休めるということもあり、何かやってる人が多かった。
声優の卵、ナレーションのスクールへ通っているとか、音楽活動(バンド?)をやっているとか、資格の勉強をしているとか、お笑い芸人を目指してるとか、かなりバラエティに富んでいて、面白いひとたちが多かったように思う。雑多な人種の集う動物園のような?

コールセンターはシフト制なので、他に何かやっていることがある人にとっては、なかなか悪くない働き方だと思う。ただし副業は絶対禁止という職場だったので(面接でも何度も確認された)ダブルワークは許されてはいなかった。

中には、東大卒で何かやっていることがあってコールセンターで働いている、という人もいた。かなり個性的でアクの強いひとたちが多かったが、自然と受け入れてくれる土壌があった。

今振り返ってみると、もっと話してみればよかったなあと思う興味惹かれるひとたちがたくさんいた。コールセンターは、いい意味でも悪い意味でも「変わり者」の集合体といったところかな。

コールセンターのいいところ・メリット

基本、個人プレイなのだ。自分自身がマニュアルを理解し、お客様に対して真摯に対応する。時間をきちんと守り、適切に業務をこなす。1件1件の受付をきちんと丁寧に正確に迅速に。それさえできれば問題ない。

チームプレイの側面が少ないので、ひとりで黙々ときっちり仕事をしたいタイプのひとにはあってるのじゃないかな?

最初はあまりいいイメージを持っていなかったコールセンターだったが、実際やってみたら、けっこうよかった、というのが率直な感想だ。

今でこそ自販機でペットボトルを買わない日々だが、コールセンター勤務のときは、とにかく喉を酷使するため、ペットボトル1日3本くらい買っていた。

とくにカフェ・ド・クリエのアイスティがお気に入りで、自販機で110円だったこともあり、飲みまくってた。自販機のボタンを押すことが気晴らしになるような、そんなコールセンター業務。やはりそれなりにストレスは溜まっていた。

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喘息アレルギーがあるひとは注意

私はアレルギー体質で、働きはじめてすぐ咳がとまらなくなってしまい、通話中まともに話せないくらい酷い状態になってしまって、ステロイドを吸引してもまったくおさまらず、もう続けることはできないというくらいになってしまった。

話すことが困難レベルに咳が止まらないので、コールセンターは難しい、そう思って3ヶ月目くらいに事情を話して、辞めたい旨をセンター長に伝えたところ、やはりコールセンターは万年人手不足なのだろう、引き止められ、その後、あまり電話で話さない業務をメインで担当するようになった。

喉の調子がおさまってきてからは、コミュニケーターも月に数日やりつつ、電話で話さない業務を主に担当する日々だった。

コールセンターという場所・その懐の深さ

であるので、3年間、ずっとコミュニケーター業務をしていたわけではないのだが、コールセンターという場所は、わりと自由な空気でいろんな境遇のひとを受け入れてくれるような懐の深さがあって、嫌いじゃなかった。気取らないユニークなひとたちが多かった。

20代前半の若い人たちと話す機会も多く、けっこう新鮮で面白かった。たとえば、当時LINEをやってなかった私に対して「LINEやってないんですかあ!?化石ですね!でもしがらみんさんらしくていいんじゃないすか?」みたいにストレートにズバズバ言ってくるんだが、不思議と嫌味がなく、好感の持てる若者が多かった。

40代以上のひとたちも、一風変わった感じで個性的な人たちが多く、年とってこんな感じでもOKなのね!?とダイバーシティを感じたりしつつ。

正社員はごくわずか、契約社員ばかり

管理者(SVクラスの人たち)になると、人格者が多かった。コールセンターは、話中に解決しなければならないことがけっこうある。
聖徳太子か!?というくらい同時に数人のコミュニケーターの話を聞いて問題を解決していく。人間的にできた人たちだった。

それでも、センターには正社員は少なく、SVでも契約社員という待遇で働いている人たちがほとんどだった。あれだけ責任が重い内容なのに、非正規の契約社員。

理不尽さを感じずにはいられなかったが、自分は一兵卒の契約社員として、わりと気楽にやっていた。まあ、それなりにストレスはあったが、振り返ると、そこまで嫌な思い出ってないなあ、コールセンター。

コールセンターは離職率の高い職場

辞めたいと伝えたとき、人手不足とはいえ引き止めてくれたセンター長には感謝している。とにかく離職率が高い職場で、気づくと「あれ?あのひといなくない?」みたいなことが多く、人の入れ替わりが激しかったが、自分は約3年続けた。けっこう合っていたんだと思う。

今後、またコールセンターをやってもいいと思ったりもするのだが、喘息アレルギーがあるゆえ、難しいと思う。それに、たまたま自分が勤務したコールセンターが合っていただけで、他のところだと続かなかったかもしれない。

勝手に悪いイメージを抱いている仕事でも、実際やってみるとそうでもなかった、ということはあると思う。外側で判断してはいけないね。何事も。少しでも気になったら実際やってみるのがいいね。

コールセンターは、私にとって、まさにそんな場所だったなと、当時を振り返って思う。

コールセンター

Posted by しがらみん