職場のランチタイム・新たなる訪問者その3
派遣先のランチグループを抜けるまでの1年8ヶ月に及ぶ壮絶な日々を記した地獄のランチタイム。
あれから約半年。完全にランチメンバーから離脱して、自席にてひとりの昼食を謳歌する日々。しかし、そんな毎日は長くは続かなかった。招かれざる客・新たなる訪問者の登場である。
題して「職場のランチタイム・新たなる訪問者その3」はじまり〜。
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次回契約更新しない
4月末までの契約を満了して勤務を終了することにしたという柏さん。次回更新はしないという。体調不良が続いていることが一番の理由のようだ。
また、最近になって柏さんの直属の上司が異動になり、別の上司になってから、あまり仕事を振ってもらえずヒマすぎて辛いということもあるようだ。
そこで、ん?と思う。
やることなくて・・ヒマ?
そ、そうなの!?と心の中でのけぞるわたくし・しがらみん。いや、なんか端からみてたら、忙しく仕事しているように見えているんだが、そうでもないのだな・・。
まあ、仕事がないってのはきつい。柏さんは、英語必須の業務をしており、おそらく能力はかなり高いひとのようなので、それを活かしきれていないのかも。さらに聞いてみると、知り合いの紹介で次の仕事も決まっており、柏さんのこれまでの経験や語学なども活かせる内容のようだ。
おお、そうだったか。それならよかった。なんとなく安心した。
というのは、柏さんのランチタイム来訪がこれからずっと続くのかも・・と危惧していたが、それも確実に4月末で終わる。さらに、彼女の体調が気になっていたが、次の仕事も決まっており、話を聞いていても明るい雰囲気を感じたので、よかったな、と。
なにより、私は、彼女の話を聞くのが億劫だと思う自分に対して後ろめたさを感じていたので、その思いを払拭することができた。
再びランチタイム来訪がはじまる・・
4月末で契約を終了するという話を聞いてから、再び、柏さんは私の席を訪れるようになった。もう自然に、サっと隣の席に着席してしまうので、断るタイミングもない・・。延々と支離滅裂な話が続く。
このひと・・大丈夫か!?(何か病的な要素を感じなくもなかった)
ともあれ、柏さんがランチタイムにやってくるとしても、あと1ヶ月だ。とはいえ、1ヶ月毎日来られると、私のほうがマイってしまう。
柏さんのことは個性的で面白いひとだとは感じるのだが、一方的にグイグイやってくる=相手の気持ちを慮れないひと?という気がする。
また、会話が日を重ねるにつれ、ますます専門的で個人的な内容になっていくので、私では受け止めきれないと思う瞬間がある。ときどきならいいけど、毎日話を聞く気力がない。
今度こそ、その場しのぎでなく、根本的にランチを断る!
であるので、明日、柏さんが席にやってきたら、はっきり言ってみようと思う。私は、基本、ランチはひとりでボーっとしながら食べたいこと。ときどきご一緒しましょう、と。
たぶん、柏さんには、その場しのぎの断りでは効かない。はっきりと、「基本ひとりで食べたい」ということを言えばわかってくれそうだ。そう言うことで彼女との関係がどうなろうと、かまわない。
だってもう4月末でいなくなっちゃうわけだし、その後の関係が続くかなんてわからないし、どうでもいいや。
投げやり気味。
まあ、うまく言えるかはわからないが・・。腰抜けなわたくしですので。
柏さんの契約終了で幕を閉じることになった「職場のランチタイム・新たなる訪問者」また、後日談などあったら書くかもしれない。
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